前回の様子はコチラ
僕自身2度目の参加となった『杏横会』ですが、今回は世代交代に向けて新たな学生を多く迎えたため、参加者は30人と前回よりも少し多く、賑やかでした

講師を務めてくださったのはもちろん齋藤中哉先生です

今回も一つの症例に対して、3年生から6年生までがバランスよく配置された9つの小グループで、必要な『病歴聴取』、『身体診察』、『検査』について話し合いました

今回の症例は『突然に生じた発熱、関節痛、筋肉痛、頭痛、下痢、嘔吐で来院した19歳』ということで、この季節ということもありインフルエンザが最も疑われるものでした

もちろん、齋藤先生の用意してくださった症例なので最後には痛い落とし穴が用意されていたのですが、参加者はインフルエンザの疫学を考慮した検査キットの特性などを議論しながら丁寧に診断に至りました

そして、今回は今年度最後の杏横会ということで、6年生に対する『卒試お疲れ&国試頑張って』の意味合いも込められていたそうです

杏横会6年生の皆さんには前回参加して以来、DOCS主催の勉強会も含めて各地の様々な勉強会でお会いし、交流を深めさせていただきました

杏林大学と横浜市立大学という2つの大学で卒前教育に意欲的にアプローチされてきた皆さんと短い間でしたが、視点を共有させていただけたことは自分にとって非常に貴重な経験でした

杏横会6年生の皆さんには、来年度から『杏横会マインド』を各地の病院で発揮され、研修医としてバリバリご活躍されることを期待しております

そして、齋藤先生、本日も貴重なお話しをありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 聖ドミニコ 渋谷カトリック教会
[参加メンバー] 上杉、児玉
こだま