本日は東京医科歯科大学で行われた『pES club第8回EBM Seminar』に参加してきました!
pES clubはpost EBM Seminar clubの略で、EBMの手法を用いた学生主体のJournal club(勉強会)です。
主催者は、東京北社会保険病院の南郷栄秀先生です。
毎年12月に、pES clubが主催のオープンなセミナーを開催してくれていて、今回はそのセミナーに参加してきました。
EBMの基礎を学べるというのと、学部学科を問わずに受講できるということで、とても人気のセミナーなのです。
南郷先生はセミナーの中で、EBMとは日常の臨床場面での患者さんに対する診療行為を決定するための方法論であり、単なるエビデンスの当てはめでは無いという事を強調されていました。
現在の医療において『EBM』という言葉が用いられる際、その響きだけが先行して、中身が全く伴っていない印象を受けることも少なくありません。
このセミナーを通じて、EBMの基本概念を学べたのは非常に有意義だったと思います。
私達も将来臨床に出た時には、ただのデータの集めに陥る事無く、『いかに目の前の患者のためになるか』という焦点を常に持ち続けなければならないと改めて思いました。
南郷先生、本日は貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 東京医科歯科大学
[参加メンバー] 上杉、加納、張、東邑、中野
ひろたか