本日は『「内科模擬検診」への道 ~心音編~』が行われました

講師を務めてくださったのは循環器内科の宮城先生ですo(^▽^)o
何度かブログ内でも紹介している通り、この企画は11月の学園祭内に行われる『内科模擬検診』のための勉強会です

DOCSメンバーは今後この勉強会で先生に教えていただいたことをそのまま『内科模擬検診』で『身体診察』を担当する学生に教えることになる訳ですが、昨年は僕が『胸部』の指導を担当したので、今回は個人的に非常に思い入れのあるところでした

今年も昨年同様、『内科模擬検診』での『循環器』の診察は『心音の聴診』のみになりました

『心音の聴診』の到達目標としては、学生の立場からすると、やはり正常なひとの『Ⅰ音』と『Ⅱ音』をしっかり聞き分けられて『収縮期』と『拡張期』が認識できることだと思います

学生への指導もそこがポイントになるでしょうが、OSCE前で『聴診器』の使い方すらままならない4年生に教えるのは大変苦労すると思います

昨年の思い出としては、『心音の聴診』の指導にかけられる時間が20分しか用意されていなかったので、シミュレーターを使う前に、前半の10分を『心音』と『聴診領域』の説明に費やした記憶があります

『内科模擬検診』本番を見た印象としては、ほとんどの学生が緊張して実際には患者さんの『心音』を聴取できていなかったように思いました

もちろん実際の人間は機械とは違い、「呼吸音が入る」、「聴診領域に個人差がある」、「脈が早い」などの要素があるため、中々練習通りにはいかないですし、一番大事なのは初対面のひとに聴診器を当てるという経験だと思います
(・∀・)
しかし、今年の4年生には出来ればしっかり患者さんの『心音』を聴取し、『身体診察』の時間をより有意義なものにして欲しいです

『身体診察』の指導を担当するDOCSの4年生は、今回宮城先生に教わったことを、どのように制限された時間内に学生に伝えるかを自分なりに考えてがんばってください

宮城先生、本日も遅くまでご指導いただきありがとうございましたm(_ _ )m
p.s. 途中で先生に「Ⅱ音の固定性分裂を来す疾患」を聞かれて答えられませんでした(TωT)
皆さんもそうならないようラボで一緒にしっかり復習しましょう

成長は満足した時点で止まってしまいますよ

[場所] 卒後臨床研修センター クリニカル・ラボ
[参加メンバー] 上杉、田中、矢野、児玉、張、東邑、中野、藤巻、大友、大谷、山口
こだま