
講師を務めてくださったのは本学麻酔科の矢数芳英先生と総合診療科の齋藤裕之先生です

このセミナーを始めたきっかけは、日頃からDOCSと親しくしてくださっている両先生のお話を伺ううちに、「同じ疾患に対して『西洋医学』と『東洋医学』の両方のアプローチが一度に聴けたら面白いのではないか」と考えるようになったことです

第1回目となった前回のテーマは『風邪』でしたが、今回のテーマは前回のアンケートでリクエストの多かった『下痢』で、具体的な内容は以下のようなものでした

・第1部:West Side(齊藤先生)
『急性下痢症に対する抗生剤適応』
・第2部:East Side(矢数先生)
『漢方が力を発揮できる「慢性の下痢」の治療』
第1部では齋藤先生が抗生剤が効く下痢の診断方法と治療方法を、実際の臨床医の立場からわかりやすく教えてくださいました

第2部では矢数先生が下痢をタイプ別に分けて、それぞれに効く漢方を、生薬の説明も交えてお話くださいました


そして、質問のコーナーでは参加者から出た質問に各先生がその場で答え、時には両先生を交えて議論に発展するなど、まさに『東洋×西洋医学セミナー』という感じでした

という訳で、両先生には今回もとても楽しい時間を提供していただきました
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
矢数先生、齋藤先生、お忙しい中ありがとうございました

[場所] 東京医科大学西新宿キャンパス 第1研究教育棟4階 第2講堂
[参加メンバー] 上杉、田中、児玉、張、東邑、中野、濱口、藤巻、大谷、沖久
こだま