『第5回杏横会』 | DOCS日記

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本日は横浜市立大学で行われた、『第5回杏横会』に参加してきました波この勉強会は横浜市立大学と杏林大学の医学生が中心となって行われている『PBL』形式の勉強会ですキラキラそして今勉強会の講師の齋藤中哉先生は『PBL』形式の医学教育で有名なハワイ大学で実際に医学教育に携わっておられる先生ですヾ(@°▽°@)ノ



『PBL』とはProblem-Based Learningの略で、医学の基本を、少人数グループの場で、臨床問題を通して学ぶ技法です音譜国家試験などでは自動的に与えられる問診、身体診察、検査などの所見をオーダーしなければ得られなくすることによって、実際の臨床現場における医師の考え方を学ぼうというものです本

近年日本の医学部でもPBLをプログラムに取り入れる大学は増えていますが、自分の知る限りでは、うまく機能しているところは少ないように思います雪その一番の原因としては、チューター役の医師や自分も含めて参加する医学生のPBLに対する理解の浅さが挙げられると思います汗そこで今回、本場のPBLの雰囲気が体験できることを非常に楽しみにしていました(≧▽≦)



そして、実際に体験してみると、PBL形式の勉強は非常に楽しくて力が付くと実感しましたアップ形式としては自分の大学で行われているPBLと大差ないのですが、違うのはやはりチューター役の齋藤先生の進行のうまさと参加した学生のモチベーションの高さであったと思いますひらめき電球



自分の大学のPBLではしばしば議論なしで直感的に進行しがちですが、今勉強会では問診、身体診察、検査をオーダーする際に、この症例に対して、なぜそれが必要で、なにを期待してするのか、ということをじっくり議論して進行していきました時計そして、結論ではなく過程を重要視するこの形式にして初めて、結論を素早く導きだすことに特化しがちな日本の医学教育にPBLを取り入れる意義があるのではないかと思いましたキラキラ

今回の経験を活かして、今度DOCSメンバーでPBL形式の勉強会をしてみたいと思います!!

杏横会の皆様、この度は貴重な会に参加させていただきありがとうございましたm(_ _)m

[場所] 横浜市立大学
[参加メンバー] 児玉

こだま