渡哲也さん | ゆっくりのんびり行こか

ゆっくりのんびり行こか

神社仏閣巡りが大好き。コロナ禍の間に藤井風さんの音楽を知って、後悔の苦しみをやっと手放し、小さな幸せに感謝する日々。それでも、自分のことだけでは生きていけず、悩みは尽きませんが、「今」を大切に生きたいです。

私の大学時代、「どんなタイプの人が好き?」と聞かれた時、「渡哲也」と答えたことを思い出します。ひと回り以上年上のため、友達に「えーびっくり」と驚かれた覚えが。

素敵でしたよね~。見た目も、ハンサムで足が長くて、声が渋くて歌も上手くて。あ~、いくつでも書けるわ。

人柄は、想像でしかないけど、男らしくて、面倒見がよくて、男気があって一本筋が通っていそうで。

刑事物や時代劇のかっこ良さもあったけど、ホームドラマの頑固親父も好きでした。サングラス姿の硬派な姿も、気恥ずかしそうに笑う笑顔も、穏やかに誠実に話す律儀さも。

テレビでは、平清盛や東郷平八郎の役での演技を「凛とした」姿だと言っていましたね。確かに。

いくつもの病魔と闘い、乗り越えて頑張っておられた姿も、応援したくなる要素でした。

あんなに人気者だったのに、家族葬でお別れ会も忍ぶ会もしないなんて。

潔いというか、弔辞で褒め称えられるのが照れ臭いのかなと思ったけど、渡哲也さんを慕っている多くの方々は、その思いをどうしたらいいのかと思うんじゃないのかなあ。きっと感謝の気持ちやお礼を仏前で伝えたいんじゃないのかしら。

渡さん、お疲れ様でした。もう天国で渡瀬恒彦さんら親しい人とお会いできたかな?
ご冥福を心からお祈りいたします。