今年7月末まで老健に入所されていたMさんこれまでに在宅復帰を目指していましたが
ご自宅にいる子供さんとの関係が複雑な状況でなかなかMさんが希望する在宅復帰への
道のりは厳しいものでした。
これまでに支援を頂いている包括支援センター、老健、居宅支援事業所の方々と何度も
Mさんや子供さんと話しをしてきましたが残念なことに在宅復帰についてはペンディングを
せざるを得ない状況になりました。
Mさんも非常にがっかりして、落ち込んだ様子でした。
専門員の方々と協議をさせて頂き有料老人ホームへの入所をご提案させて頂いたところ、
Mさんも前向きに考えを変えて、施設転所という新たな道を歩み始めました。
ある有料老人ホームを一緒に見学に行ったところ、Mさんも非常に気に入った様子ですぐに
入所を希望され、8月から有料老人ホームへ転所されました。
これまでご家族との関係や施設での生活等にお悩みを持っていましたが新たな施設入所後
Mさんは見違えるように元気になり、「食事もおいしいし、自分で洗濯もしているし体調が
非常に良くなったよ。」と笑顔で話しをされていました。
今回は施設転所というお手伝いの中で会員様のメンタル面や健康面が向上されたことは
相談員として非常に喜ばしいことであると感じました。
今後も会員様から笑顔がもらえるような支援を行っていきたいと思います。