またまたブログを書くのに間が開いてしまいました。
忙しかった仕事もなんとか一段落…。約20日も前に行った遠征時の画像処理がやっと終わりました。
11/30の遠征ですが、私自身初めての「大台ヶ原」へ星撮り遠征してきました。
大台ヶ原は関西地方で一番の星見&星撮りの聖地です。
標高も1500mあり空に近いですが、最悪の晴天率らしいです^-^;;
12/2(月) 15:00~4/22(火)15:00 の間、大台ヶ原ドライブウェイが通行止めになるらしく、この日を逃すと、翌年のGWまで行けなくなります。
NOBさんや、かなたさんからのお誘いで、自身初の大台ヶ原へ初遠征することになりました。
NOBさんより、17:00には現地集合ということで、GoogleMAPで検索すると自宅から約4時間はかかるとのこと…。遠い…orz
といってもそんなに早くでれないので、自宅をなんとか14:00には出発出来ました。
走ること3時間半…。高速も使いつつ、18:00にはなんとか聖地大台ヶ原に到着することができました。
下界の気温は15度はあったのに、大台ヶ原ドライブウェイを登る途中の外気温は1度…。
まだ12月に入ってないのに、道路の所々で雪が積もってます。
といっても凍結しているわけではなさそうですが、ノーマルタイヤで怖いので注意しながら走りました。
頂上にたどり着く前に、西方向が開けている場所で、夕焼けをぱちり。
この青い空、一晩中快晴の予感がします!
NOBさんは大台ヶ原ドライブウェイを走っている途中で追いつかれ、一緒に走ること約5分、大台ヶ原の駐車場に到着しました。到着してみると、かたなさんは到着済みです。
さむ~とお話しながら、早速撮影準備開始です。
奥の南側で設置済みのOMINAMIさんにご挨拶をしつつ、薄明が終わってすぐに、撮影を開始。
撮影対象
ペルセウス座 hχ星団(NGC869,884)
赤道儀
Vixen SXP
撮影日時
2013/11/30 19:02
撮影鏡筒
miniBORG60ED
カメラ
EOS KissX2(IR改)
撮影条件
気温-4℃ 湿度99%
撮影時間
総露出70分
撮影感度
ISO1600
レデューサ
BORG7885 0.85×DG
フィルター
なし
コンポジット
300sec×14
撮影場所
奈良県吉野郡上北山村
(大台ヶ原)
ガイド
miniBORG 60n+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト
RAP2.0.2.1033(ダーク処理[Composite2frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし
この空はすごいです。
夏に遠征したしらびそ高原に匹敵する暗い空で、写っている恒星の数が半端無いです。
光害地で撮ると、ここまで恒星が写りません…。
天の川の中にある対象だけあって恒星が多いのですが、逆に恒星がうるさい感じですね^-^;;
次に何とろーかな~と思いつつ、対象を探していましたが、オリオン座周辺はまだ高度が低い感じ。
NOBさんに「カルフォルニアは?」ってお勧め頂いたので、カルフォルニア星雲に決定です。
撮影対象
ペルセウス座 カルフォルニア星雲(NGC1499)
赤道儀
Vixen SXP
撮影日時
2013/11/30 20:46
撮影鏡筒
miniBORG60ED
カメラ
EOS KissX2(IR改)
撮影条件
気温-4℃ 湿度99%
撮影時間
総露出96分
撮影感度
ISO1600
レデューサ
BORG7885 0.85×DG
フィルター
なし
コンポジット
480sec×12
撮影場所
奈良県吉野郡上北山村
(大台ヶ原)
ガイド
miniBORG 60n+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト
RAP2.0.2.1033(ダーク処理[Composite2frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし
この対象は以前、光害地で撮影していた時に、いまいちの写りであまり面白い対象じゃないな~と思って、ちょっと敬遠していた対象です。
今回暗い環境で撮影してみて、左下側の淡い部分が広がり、この焦点距離でも相当広がりのある、なかなか面白い対象だなと思いました。
それにしても、写野の中に明るめの恒星があると、この環境では端にゴーストが出ます。
いつも馬頭星雲を撮ると、アルニタクのゴーストが画面の端にでるのですが、この対象も右下に縦長の何かよく分らないスジが出ています。
実は、この対象のあと、大台ヶ原の暗さを生かして、魔女の横顔を撮るつもりでしたが、1枚テスト撮影してみると、リゲルのゴーストが壮大に出るのであきらめてしまいました。
ゴーストの出ない、この環境くらいの焦点距離の良い光学系が欲しくなります(汗)
というわけで、魔女の横顔を撮影するのはやめて、馬頭をとりはじめました。
が、いきなり吹き始める突風orz 8分露光で、時折吹く突風で殆どがぶれぶれ…。
無理矢理画像処理してもいいのですが、流れがひどいので、処理はあきらめました^-^;;
そのあと、ばら星雲に対象を定め直し、ひたすら撮り続けました。
撮影対象
いっかくじゅう座 ばら星雲(NGC2237-9,2246)
赤道儀
Vixen SXP
撮影日時
2013/12/01 0:36
撮影鏡筒
miniBORG60ED
カメラ
EOS KissX2(IR改)
撮影条件
気温-3℃ 湿度99%
撮影時間
総露出128分
撮影感度
ISO1600
レデューサ
BORG7885 0.85×DG
フィルター
なし
コンポジット
480sec×16
撮影場所
奈良県吉野郡上北山村
(大台ヶ原)
ガイド
miniBORG 60n+Lodestar+PHD Guiding
使用ソフト
RAP2.0.2.1033(ダーク処理[Composite2frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(コンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし
0:36~4:09 の約3時間半撮影した23枚のライトフレームよりガイドミスや突風による流れのフレームを7枚除き、16枚をコンポジットしました。
この対象も天の川の中の対象なので、星がうじゃうじゃ^-^;;
今回もちろんノーフィルターです。いつもの神野山ではLPS-P2フィルターを使うので、赤がどす黒い赤になってしまいますが、ノーフィルターで撮ると、赤と言うよりはピンクに近い色になります。
この色が自然なんでしょうね~。
さて、この時間からは彗星タイム!
アイソン彗星は残念なことに消滅してしまって、ほんと残念です。が、このラブジョイ彗星はまだ健在です。
星本に彗星のデータをセットしていませんが、双眼鏡で余裕に見える感じなので、場所を覚えて適当導入^-^;;
撮影対象
ラブジョイ彗星(C/2013 R1)
赤道儀
Vixen SXP
撮影日時
2013/12/01 5:06
撮影鏡筒
miniBORG60ED
カメラ
EOS KissX2(IR改)
撮影条件
気温-2℃ 湿度99%
撮影時間
総露出12分
撮影感度
ISO1600
レデューサ
BORG7885 0.85×DG
フィルター
なし
コンポジット
180sec×4
撮影場所
奈良県吉野郡上北山村
(大台ヶ原)
ガイド
miniBORG 60n+Lodestar+PHD Guiding
(恒星でガイド)
使用ソフト
RAP2.0.2.1033(ダーク処理[Composite2frame]・フラット処理[Composite128frame])
PhotoshopCS6(RAW現像・カラーバランス・レベル補正・シャープ)
MaxIM DL5.21(彗星核中心基準でコンポジット)
ステライメージ6.5(デジタル現像)・トリミングなし
尾が長いですね~。明るいですね~。
肉眼でも微かに見えてるか~って感じの明るさで、ベアさんの双眼望遠鏡で見るラブジョイ彗星は立体感もあり、感動的です。
アイソン彗星は見逃してしまいましたが、ラブジョイ彗星はばっちり見ることが出来満足です。
今回の初大台ヶ原遠征は途中で風には悩まされましたが、それ以外は薄明終了から薄明開始まで雲が一切なく、本当に暗い星空を堪能できました。
また、シバさんのドブでは、燃える木星雲が余裕で見え、なんと馬頭星雲があるような無いような…という位ではありますが、見えました。
こんな環境を知ってしまうと、いつもの神野山での撮影がいやになってしまいそうで、いやですね(汗)
11月末なのに、夜中の最低気温は-4℃。風もあったので、寒いというよりは痛い感じです…。
明るくなって車を見ると、びっしりと凍り付いていました(汗)
最悪の晴天率の大台ヶ原らしいですが、ビギナーズラックなのか、雲に邪魔されず一晩中撮影を楽しめました。
いまはもうドライブウェイが閉鎖されているので入れない地ですが、また来年GW明けには大台へトライしたいと思います。
今回現地でご一緒して頂いた皆様、ありがとうございました。
また、大台ヶ原ご一緒しましょ!
http://twitter.com/tarachan_stars/
たらちゃんの天体観測
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