こんにちは。

6月前半には2週連続の週末旅行を行なっていましたが、今回はその前半戦です。

6/3-4土日2日間の目的地は神話の国・宮崎県。私にしては珍しくANAを使っていますが、実は少し前にANAが不定期で開催している格安航空券セールに参加し、宮崎行きの往復航空券を手に入れました。往復で14000円くらいだったかと思いますが、正直鼻血吹き出すレベルで安いですよね!今回、何か行きたい場所があって宮崎行きフライトを選んだのではなく、今まであまり訪問したことがなかった県なので興味本位で航空券を購入してみました。



出発の数日前より九州南部に台風が接近しており飛行機が無事飛ぶかどうかヒヤヒヤしていましたが、予想よりも進路が東にずれて当日の天候は特に問題ないとのこと。飛行機は離陸後より台風の低気圧に沿って飛行した関係で分厚い雲に阻まれ、眼下の景色は終始見えませんでした。





宮崎空港に到着。宮崎ブーゲンビリア空港という愛称が付けられているらしいですね。ブーゲンビリアというのは熱帯地方に生えているピンク色の花ですが、なぜ宮崎空港の愛称にその名前が入っているのかというと、シンプルに空港内で栽培されているからです。しかしこの日の私はブーゲンビリアがそんな有名な花だとは知らなかったもので、写真に撮るどころか生で見ることもしない失態を犯してしまいました。バスが来るまでかなり時間があった筈なのに自分は何をしていたのだろう?





とりあえずどこかへ行きます。宮崎空港より北総鉄道風バスに乗車し日南市方面へ南下することにしました。この周辺はすずめの戸締まり聖地関連の観光地があるということは知っています。(今回は訪問しませんでしたが、鵜戸神宮もその一つ。バスでアクセスできます。) 太平洋沿いに走行していくので進行方向左手には素晴らしい景色を楽しむことができます。ちょうど台風一過で快晴。1日でも訪問するのが早かったら暴風雨で大変なことになっていたでしょう。




バスに1時間ほど揺られ、サンメッセ日南という観光地で下車しました。入館料は1000円。鵜戸神宮で下車するか悩みましたが、調べてみるとどうやらサンメッセ日南には神宮より絶対に見ておくべき貴重な像があるらしい。それがこちらのモアイ像。この写真だけ見せれば完全にイースター島としか思えない。何故日南市に7体のモアイ像が設置されてるのか?

イースター島のモアイ像といえば世界七不思議に数えられていますが、その石像がチリ地震の際に壊れてしまい、当時の日本の技術士達によって修復されたということは有名な話です。その後モアイ像は世界遺産に登録されたわけですが、貴重な文化財を修復し後世にその技術と魅力を語り継いでいくためにも、イースター島のお偉いさんが日本にモアイ像を作ることを許可してくださいました。そう。私が今いる日南市のこの場所がモアイ像を設置するのに景観的に大変優れた場所であったのです。今では地球平和の象徴として愛されている日南市のモアイ像ですが、左から1体ずつ意味が込められており、学力、金運、結婚運、全体運、恋愛運、健康運、仕事運。自分が好きな石像に触ることでその望みが叶うと言われています。私は健康運にタッチ。やはり何事も自分の体調がちゃんとしていないと上手くいかないですからね。











しかしこうやって高台から見渡してみると極楽浄土のような場所だなぁーと思うものです。水平線の彼方まで広がる海も美しいですが、建築物の形もどこか独特です。天国ってこういう所なのかな?と想像してみたり。丘の頂上にあるピンク色の建築物では食事ができ、無料で楽しめるミニ昆虫博物館みたいなのもあってまぁまぁ時間を潰せます。空気は澄んでいますが日差しが大変強烈で、モアイ像達もかなりキツそう。



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1時間少々楽しんだ後、次の目的地に向かいます。再びバスに乗車し日南線の南郷駅へ。駅舎は南郷をキャンプ地としていた埼玉西武ライオンズ風になっています。日南線は他にも油津駅が広島東洋カープ仕様になっていたり、かなり野球に馴染みがある路線だということがわかります。ここへ向かった理由はとある列車に乗車するためです。日南線は日豊本線の南宮崎駅から分岐し、鹿児島県の志布志まで伸びるローカル線です。その途中、青島という所は有名な観光地となっており、本日私はそこに宿泊することになっています。しかし、ただ移動するだけでは面白くない。日南線には宮崎からここ南郷駅まで「海幸山幸」という観光列車が1日1往復運転されています。ちょうどこのタイミングで乗車する機会を得たので青島までお世話になります。














東日本とかだとこういった観光列車は快速のような扱いで、座席指定券を購入するだけで乗車できることが多いですが、九州では種別上は特急が殆どで特急券を持っていないと乗車できません。車両はJR九州管内で運用されているキハ125形気動車を改造したものとなっています。



元々の菜の花色の車両とは全く異なる外見をしていて、私も最初は全然わかりませんでした。外見は木を多用したリゾート感のある雰囲気ですが、車内に関しては特に大きな特徴のない特急列車。イメージ的にはJR東日本で運行されている「おいこっと」に近い列車です。しかし車内にはスタンプを押すスペースがあったり、くじ引き企画があったり、車内アナウンスで沿線の紹介等、きちんと楽しめるようになっています。日南線はかなり海に近い路線となっており、頻繁に太平洋の絶景を拝めます。







約1時間で青島駅に到着しました。独特なミュージックフォンを鳴らして海幸山幸が出発して行きます。やはりこうみるとキハ125よりもJR東日本のキハ110の雰囲気が強い気がします。青島駅は周辺の需要の割にはこじんまりとした印象。駅名標に描かれているこの鳥居はこれから行く青島神社のものです。







青島駅から沿岸までは歩いて10分程度の距離にあります。今回宿泊するのはホテルルートイングランディア青島太陽閣というルートイン系列の大浴場付きホテルです。こちらもるるぶトラベルの割引で約7000円と比較的安く予約できました。部屋番号ぼっちちゃんゲット!とりあえず荷物を部屋に置いて海岸線に移動してみます。









日南海岸に出ると、目の前にすぐに青島という独特な島が現れます。元々ここにあった山が沈降&隆起のステップを踏んで、その斜面が海水に侵食されることにより鬼の洗濯板と呼ばれる独特な景観を作り出しています。訪問した時間帯は満潮だったので鬼の洗濯板部分は海面に使っていますが、翌朝再度訪問した様子を載せてあります。洗濯板実物なんて私は使ったことも見たこともないわけですが、こうみると確かに洗濯板だなーと何故か納得できる形をしています。





ちなみに青島に生えている植物はタダモノではありません。私も当時はよく知らなくて、「なんだかスゲー雰囲気の島だなー」としか感じていなかったのですが、こちらに生えている植物は何でこんなところに?と言うべき亜熱帯性のものばかりらしい。歴史については種子の漂流説や大昔の植物が取り残されてる等諸説あるらしい。自分はどうやらすごい場所に足を踏み入れていたようだ。夕焼けに染まって植物群も怪しげな雰囲気を醸し出しています。近くにはヨガをされている方もいました。





青島神社にも足を踏み入れてみようと思います。天津日高彦火火出見命、豊玉姫命、塩筒大神を祀ります。おそらくはここに祀られている神様の役割からとって、先ほど乗車した「海幸山幸」の名前が付けられているのでしょう。時間が時間なので参拝客は私1人なので正直薄気味悪かった。現在では誰でも参拝が可能ですが、一時期は禁足地的な扱いを受けていたこともあるそう。何だか神隠しに遭いそうなので退却します。








日南海岸はまさに日没のタイミング。折角なので青島内より日没・マジックアワーを撮影してみました。空気が澄んでいることもあって夕日が大変綺麗です。しかしこういった南国感漂う雰囲気の場所は日没後も景色が素晴らしく、空が青くなる時間の海岸線や月の明かりに照らされるヤシの木のシルエットまで...本当に写真を撮る手が止まらないしお酒も進んでしまう。



名残惜しいですが、ホテルに帰還。夕飯はお決まりのコンビニ飯です。ホテル周辺にコンビニがなかったので往復30分くらいかかったのが少々タイムロス。部屋で天国大魔境を視聴しながらゆっくり味わいました。



翌朝は11時くらいの飛行機で羽田へ。宮崎空港内には野生のナッシーが生息しています。

離陸後しばらくすると和歌山県の潮岬上空を通過。台風銀座として有名な串本エリアですが、ここは本州最南端の地として有名で、私も昨年末に訪問していたので最後におまけとして写真を載せておきます。








 

では、また。