大崎にある、MGG（光村グラフィック・ギャラリー）で開催中の「みんなの浮世絵～体感！浮世絵世界～」に行って来ました。

　光村印刷は、Bunkamura ザ・ミュージアム「ボストン美術館所蔵俺たちの国芳わたしの国貞」の協賛をしており、そのサテライト企画展です。

　Mｅのお目当ては、「浮世絵摺り体験」。

Bunkamuraで浮世絵を見る前に、ぜひ自分でも摺ってみたい。

「浮世絵は木版画で大量印刷が可能になった。」

と、文字にすると簡単に書かれるけど、実際に体験してみると、そんなに簡単なもんじゃない！

今回、2つの絵柄が用意されていました。この企画展のために、彫ってもらったそうです。

金魚は3色。猫は4色。

色を重ねて摺っていくのですが、ずれないように、綺麗に、摺るのはとても難しい！なかなか上手くできない。

猫は結局お見せするのも恥ずかしいくらい。最初の黒い線だけはちゃんと摺れても、重ねるとずれて絵の具がにじんじゃう。

印刷というより、一枚一枚が職人技の作品です。

こうして体験すると、多色刷りの浮世絵がどれだけ高い技術力で製作されていたのか実感できます。

Mｅは、「体験」って好きなんだけど

、やっぱり自分でやってみないと分からない！

この体験をふまえ、浮世絵展、さらに楽しみになりました(o^^o)

ところで、今日はショートブーツで行ったのですが、足が痛くて、帰りはくじけてもう泣きそうでした>_<

本気で途中でサンダルでも買おうかと思ったくらい(T_T)

やっぱり地下足袋や、草履の方が楽だわー^^;

浮世絵を摺る