個人的な好みも入ってしまうのですが、Ubuntuを利用していくうえで、
インストールすることをお薦めしたくなるエディタが2つあります。
「CLI:micro、GUI:Simplenote」それぞれの使用感を記載します。
1.micro
CLI(=端末上)でエディタを使おうとしたとき、わざわざ追加インストールせずとも、
「vi」や「nano」が最初から使えます・・が、慣れないことには非常に使いにくい。。
「慣れてしまえば最高に使いやすい」という意見があることはもちろん承知しています。
実際に私も使っていた時期がありますし、便利だなと感じる場面も少なくありません。
ですが、「Linuxを扱う際にはviも使いこなさなくてはならない」というのは、
「Linuxをやってみたい! オラ、ワクワクしてきたぞ!」
という若者の心意気を打ち砕くのには十分すぎる要素の一つだと思うのですよね。
もう一つのnanoは、viに比べれば難易度がいくらか緩和されたとはいえ、
やはりキーバインド(ショートカットキーの割り当て)が、Windowsのそれとは大きく異なります。
先にWindowsに慣れているのなら、操作方法が近いエディタを最初から使えばいいというわけで。
そこでお薦めなのがこの「micro」です。
<インストール利用コマンド>
sudo snap install micro --classic
利用開始する際、操作方法を調べることもなく、Windowsライクなので直感だけでいけます。
ちなみに、もしこれまでにviを使ったことがない方がいらっしゃいましたら、ものはためしに
「vi test(←同一ディレクトリ上でかぶらない適当なファイル名)」と入力してエンターし、
aaaと入力したり、そのあと矢印キーでカーソルを動かそうとしたり、遊んでみてください。
ささやかなパニック体験が楽しめると思います。
viをやめるときの手段はこちら↓(マウスドラッグした選択状態で表示されます)
Escキーを2回押して、「:q!」入力してエンターすれば元の状態に戻ります。
(それまでエディタで編集された内容は破棄されます。もし保存したい場合は「:wq」)
2.Simplenote
GUI(=GNOME上)でエディタを使おうとしたとき、わざわざ追加インストールせずとも、
「テキストエディター」が最初から使えます・・が、Windowsの「メモ帳」と同程度の機能。。
ここでご紹介するSimplenoteもこれといった機能はないのですが、
素晴らしいのは「端末をまたいで同期されるのが非常に早い」ことです。
Linux端末、Windows端末、スマホなど、すぐに同期されます。(アカウントログインしておく必要あり)
どの端末で書いたメモ書きでも、すぐに別のデバイスで同期されるため、
「いつでも見たいときに見れる」というのがすごく便利なのと、もう一つの利便性は
「クリップボードを共有する役割も果たせる」ということです。
VirtualBox上のゲストOSとホストOSで、クリップボードの中身を共有できないといった
端末をまたいだコピー&ペースト問題についても、これで解決できます。
片方に書いたものがもう片方にも記載されていますから、それをコピーすればよいわけです。
また、ちょっと別の話ですが、ドラッグ&ドロップでファイル共有ができないといった問題も、
Dropboxなどのアカウントを両方のデバイスで共有してしまえば解決できます。
インストール方法は、Simplenote公式サイト「https://simplenote.com/」から、
各種デバイスに適したファイルをダウンロードしてインストールするだけ。
Ubuntuの場合はdebファイルを使えばOKです。
■ まとめ
Windowsと併用する方向け(Windowsと接してきた期間のほうが長い方向け)に、
エディタの使用感を書いてみました。ご参考になれば幸いです。
あと、クリップボード共有とファイル共有は、どちらも設定次第で直接出来るようになるのですが、
初期設定が上手くいかなかったり、たまに不具合でできなくなるときがあったりして、
すぐに解決方法がわからないと、結構不便なんですよね。
今回ご紹介している手法は、この問題解決というより別アプローチであるため、
すこし手数がかかるところもあります。ただ、データバックアップといった側面もあるため、
そこも含めて考慮すると、充分有効な手立てではないでしょうか。
また、余談ですがエディタの名前はリリースされた順に「pico ⇒ nano ⇒ micro」となっています。
じわじわと単位が大きくなってるんですよね。このままいくと次はmilliかな?
- 以上 -
