新進芸術家の海外研修制度
日本ではアベノミクス効果もあり、新聞やテレビなどのメディアでも、盛んに宣伝され、日本社会でもグローバル化の機運が高まっております。
特に英語はもう第二言語として、社会人は使えなくてはいけなくなる社会が来るのかもしれません。
日本政府や各団体も、留学や海外研修への様々な補助金や奨学金制度を提供しておりますが、残念ながらあまりうまく浸透しておらず、皆さんがもっとこういった制度を知る機会があれば、留学の機会も増えるのではと思い、ひとつ興味深い海外研修制度をご案内致しますね。
文化庁では、新進芸術家海外研修制度として美術，音楽，舞踊，演劇，映画，舞台美術等，メディア芸術の各分野における新進芸術家の海外の大学や芸術団体，芸術家等への実践的な研修に従事する機会を提供しています。
1年派遣，2年派遣，3年派遣，特別派遣（80日間）の4種類があり，平成23年度末までに，3,008名を派遣。（昭和42年から平成13年度末までは，「芸術家在外研修」事業として実施。）
主な制度利用者では、下記の方がいらっしゃるようです。
野田 秀樹 （演出家）
鴻上 尚史 （演出家）
崔 洋一 （映画監督）
長塚 圭史 （演出家）
他にも演奏者、バレエ、モダンダンス、狂言師など、様々な芸術家がこの制度を利用しているようです。
最近では歌手のソニンさんがこの制度を利用して、ニューヨークへ留学をされているようです。ぜひこういった制度を利用して、留学の扉を開いてみてはいかがでしょうか。
文化庁 - 新進芸術家の海外研修
http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/05kenshu/
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