お盆休みも終わり、日常の生活に戻られた方も多いことと思います。
今年の夏は皆様にとってどのような「夏」を過ごされたのでしょうか♪

私は・・・
ブログを書いていない間あることに夢中になり、気がつけばいつも本の世界に没頭しておりました

その本とはこちらです!!
      これ

ふくろうの本シリーズ
図説 ブルボン王朝
図説 ヨーロッパの王朝


本屋さんで見つけた『図説 ブルボン王朝』・・・
この一冊が全ての始まりでした!

パリの記事を読んで下さった方ならきっとご存知のことと思いますが、私はマリーアントワネットやブルボン王朝に関することがとても大好きです!
ですがこの本を何気なく手に取った時に、「ブルボンの始まりっていつから?」「アントワネットが革命時にカペーと呼ばれていたのは何故?」「ブルボンの終焉はどのような形だったの?」と次から次に疑問が湧いてきて、ネットや他の参考書と照らし合わせながら図説を読みすすめていました。

ヨーロッパの歴史とは不思議なもので、一つの国を理解するには他の国の動向も知る必要があり、『図説 ヨーロッパの王朝』でヨーロッパの流れ全体も学んだのですよ♪
写真にチラリと写っているのですが、参考書を読むときには必ずペンを持って読みすすめていくようにしています。疑問に思ったことはすぐに調べて空白の部分に書き加えていくと、2回目に読むときには一回目よりもスムーズに読み進めることができますし、書く事によってしっかり頭に刻み込まれるので勉強になるのです!!!

そしてこの2冊を何度も読んだ後に偶然訪れた場所が、現在国立西洋美術館で開催されている『ボルドー展 ~美と陶酔の都へ~』です



ボルドーと言えばやはりワイン!
ブルボン王家との繋がりがあるとは露知らず・・・
ですが、ブルボン王家との繋がりがあったのです!!!
シャルル10世(ルイ16世の弟)の孫シャンボール伯は、ボルドー公爵という称号も持っていました。そのことは本を調べている時に知っていたのですが、「何故ボルドーなのかな?」と疑問に思うだけだったのです!!

その答えがボルドー展にあったのですよ
フランス革命が勃発し、王政が廃止になった後にナポレオンが台頭し、ボルドーの町は王政時代とは少しずつ様子が変わっていってしまいました。それは必ずしもボルドーの市民が望んでいたものではありませんでした。ナポレオンがフランスに登場し、その名をヨーロッパ中に広めている間、ルイ16世の弟たち(後のルイ18世とシャルル10世)は、ブルボン王朝の復活を目指して画策していきます。
そのような時に、ブルボン家による王政復古に最初に歓迎の意を表したのがボルドーの市民達だったのです!!ルイ18世は、そんなボルドーに感謝し、シャンポール伯にボルドー公爵という称号を与えます!!(美術館ではシャンポール伯をアンリ・ダルトワと呼んでいます)


何気なく訪れた美術館で知りたかった答えがあったことに感動しましたが、フランス革命時の「革命倶楽部証」というものを見学したり、アングレーム公爵がボルドー市から贈られたという「ボルドー市の鍵」など・・・思っていた以上に素晴らしいものを見学することが出来ました!!

ボルドー展は9月23日まで開催されています♪
ご興味のある方は、是非国立西洋美術館で素敵な時間をお過ごし下さい

本の紹介です

図説 ブルボン王朝 (ふくろうの本)/河出書房新社
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図説 ヨーロッパの王朝 (ふくろうの本)/河出書房新社
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現在私が読んでいる本です。文字数&ページが多いので時間はかかりますが、マリーアントワネットの近くにいた娘だからこそ見えた世界・・・そして現存している回想録や記録、手紙などを織り交ぜたこの一冊は、今まで知らなかった世界へと誘ってくれます♪
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マリー・テレーズ―恐怖政治の子供、マリー・アントワネットの娘の運命/近代文藝社
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美しい絵や写真と共に夢の世界に浸りたい方はこちらの参考書がおすすめです!
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マリー・アントワネット: 華麗な遺産がかたる王妃の生涯/原書房
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ピタッと更新が止まってしまって申し訳ございませんでした。
本に熱中している間、母からは「どこか受験でもするの?」と聞かれるほどブルボンの世界に没頭してしまって・・・夢の中に歴史上の登場人物が現れたときにはびっくりしました!!
あと少し、調べ物が残っているのですが、「そろそろ現実の世界へ戻らなければ~」と思っています♪


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