今田美奈子先生の第2回目の講座を受講して参りました
11月のテーマは・・・・・・
“トランディション様式
~エカテリーナ女帝の生涯とテーブルセッティング~”
エカテリーナ2世の幼少期~ピョートル皇太子の元へ嫁ぐまでのお話し
エカテリーナ2世がいかに野心に燃えた女帝であったか
お姑にあたる女帝エリザヴェータとの問題
エカテリーナ2世と恋人のお話
エカテリーナ2世と息子、孫との関係
エカテリーナ2世の遺言書問題
エカテリーナ2世の好んだ建築様式
世界三大ディナーセットについて ~フロッグサービス~
ざっと思いつくだけでもこれだけの内容です(ノートを見返したらもっと出てきそうです!)
今田先生は、まるでその時代にいらっしゃったかのように、そして目の前で女帝の生涯を見届けたかのようにお話しして下さいます。お話しを伺っている間はまるで一つのドラマを観ているかのよう♪
エカテリーナ2世はドイツの片田舎に生まれた地方貴族。名前も元々は「ゾフィー」でした。ロシアの女帝エリザヴェータに気に入られてピョートル皇太子と結婚することができたものの、結婚後の生活は想像していたものとは違い、なんと離宮に追いやられてしまうのです。。。
普通のお嬢さんであれば、きっと欝になってしまうような状況だったでしょう。。。
でも彼女は違いました!!「いつか自分の時代がくる!!!」と信じてあらゆる策略を使い、離宮で耐えるのです!(その詳しいお話しがまた楽しかったです♪)
エリザヴェータが他界した後、ピョートル皇太子が帝位につき、エカテリーナ2世は王妃になりますが、心休まる瞬間など王妃にはなく、何度も暗殺されかかるという非常に危うい立場に立たされます。そこで生き延びる為に女帝が選んだ道が・・・「恋人の存在」だったのです!!(もっと書きたいのですがご興味のある方は是非今田先生から直接お話しを聞いて頂きたいです~!!)
波乱万丈の人生、でも女帝は決して怯むことなく一歩一歩進んでいきます。その芯の強さが肖像画からも伝わりますね♪
歴史上の人物の生涯を見ていくと、私たちが人生において成功するためにはどのようにしたら良いかというヒントが隠されていて、歴史を勉強するということは、私たちの人生をどのように上手に生き抜いていくか・・・ということにも繋がっていく、とても興味深いことであることが分かります。
一度の記事で終わらせる予定でしたのに・・・
ついつい長くなってしまいました
次回はエカテリーナ2世がウエッジウッド社に注文したフロッグサービスについてご紹介します
いつもブログへのご訪問、ありがとうございます♪
やっぱり楽しい王妃様のお話し♪歴史の本を読むときの見るポイントが今後変わってくるような予感が致します!