今日は京都旅行の記事に戻ります♪


高校の卒業旅行の時に友人と訪問した世界遺産「仁和寺」に行きましたラブラブ

何年振りでしょう??


ローズマリーのティータイム  


こんなに門(仁王門)が大きかったかしら???

記憶って本当にいい加減って最近感じます。


仁和寺は平安時代に西山御願寺として光孝天皇により創建されました。光孝天皇の在位はわずか3年。

光孝天皇は仁和寺の完成を見ることなく亡くなっていますが、次の代の宇多天皇がその遺志を受け継がれました。(光孝天皇は当時にしてはご高齢の55歳で在位につかれているのです)

仁和寺は平成6年に世界遺産として登録されました音譜


高校時代はそのような歴史的背景は何も知らず、唯一『徒然草』に登場する仁和寺の法師のことしか知りませんでした。そして仁和寺で記憶に残っている歴史的建造物は五重塔のみあせる

一体何を見学していたのかしら・・・と思いますが、古典好きの友人と「つれづれなるままに 日暮らし 硯にむかひて・・・」と一緒に口ずさんだことを覚えています笑


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学生時代のイメージのまま、五重塔が佇んでいました。この塔は江戸時代に再建されたものということも、今回知りました。パンフレットによると、各層の屋根の大きさがほぼ同じになっていて、その建築方式は江戸期の特徴でもあるそうですひらめき電球


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そして今回一番仁和寺で感動した場所が宸殿ですラブラブ


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朝早かったために、観光客が2~3人ほどしかいなかったということもありますが、ここに広がる庭園は「静」の世界キラキラ時間があったらいつまでも佇んでいたいと思う場所でした。平安時代の人は、この庭園を眺めながら季節の移り変わりなどを感じたのでしょうね。なんて雅な世界なのでしょう・・・と勝手に妄想TIME♪


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宸殿は、御室御所跡を代表する建物とパンフレットの書いてあったのですが・・・

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この渡り廊下を見た瞬間に、母と2人で『源氏物語』に登場する六条院の縮小版みたいキラキラ・・・と大感激!六条院は、春(東南)・夏(東北)・秋(西南)・冬(西北)に分けられていて、源氏のご婦人をそれぞれの対に住まわせていたというお邸です。

母娘ともに一度空想の世界に入ると止まりませんきゃ


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襖に描かれていた絵を見ても、まるで源氏が青海波を舞っているようにしか見えず・・・


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山深いところを高貴な人は馬にのって、お付の人は徒歩で進んでいったんだなと思うと感慨深くなりました。(私の大好きな浮船のシーンを彷彿とさせる絵でした)


学生時代の仁和寺・・・

大人になってからの仁和寺・・・


その時代に応じて感じるものが全く違うということに感激した1日でしたラブラブ

新源氏物語 (上) (新潮文庫)/新潮社
 
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高校生の夏休みの読書感想文の宿題のために買った思い出の一冊です♪
田辺聖子さんの『源氏物語』はとても分かりやすく、高校生の私でも楽しく読むことが出来ました♪


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いつもご訪問ありがとうございます♪田辺聖子さんの『源氏物語』は宇治十帖まで含めると5冊あります。夏休み期間中に読み終えることが出来ず、作文の提出を先生に待って頂いた思い出の作品。先生に待って頂いてまで、一体どんな感想文を書いたのかしら・・・と今思い返すとちょっと恥ずかしいです。