3月にホーチミンにフライトで行った時に買ってきた“苦瓜茶(ゴーヤ茶)”がそのままの状態で私のお部屋に置かれていました
絶対に「苦い!」ということが分かっていたので、なかなか開封する勇気がなかったんですベトナムでも30円か40円(?)程度のものではあったのですが、自宅で飲むのか飲まないのかですご~く悩んでしまいました。でもお茶全般に興味がある私は苦瓜茶を買わずにお店を立ち去ることが出来ず、数種類ある中でもあまり量が入っていないものを選んでお持ち帰りしました!(少ない量でも80gも入っているんですよ~)
封を切った途端に、なんとなく苦手な香りがふわ~っと・・・。この香り、以前ご紹介したハーブ“リコリス”を思いださせてくれました!(→☆☆☆ )
作り方を見てみると、一人分3~5グラム、蒸らし時間3分~5分ということでしたので、3グラム&3分で作ってみて、出来るだけ薄いお味に仕上がるようにしました。
水色(すいしょく:お茶の色)だけを見てみると、すご~く綺麗なお色です先日ご紹介したダージリンのようにも見えますね。でも香りを確認した瞬間、思わず息を止めてしまいました
「さすが苦瓜茶!」です!
お味もちょっと私には厳しかったです×××
でも苦瓜には、ビタミンが沢山入っているので、最近お肌の調子が良くない私には「良薬口に苦し」と言い聞かせながら飲んでみました
それでも無理だったので、苦瓜の効能を色々思い浮かべながら再度飲んでみました!!
例えば「癌になりにくくなるかも・・・」とか「ビタミンが豊富なら疲労回復にもいいんじゃないかしら・・・」etc...
淹れたお茶は大抵全部飲む私ですが、今回だけはギブアップ!!
唯一今回のティータイムで癒されたものは、ブログに初登場する可愛い急須セットです
実は2月に開催された、テーブルウェアフェスティバルで母にプレゼントしたものなんですよ♪祖母の干支がウサギなので、昔から旅行に行くと、ウサギの物をよくお土産に選んでいました。今もまだお店の前でウサギを見かけると足を止めてしまいます。
今回の急須セットは織部焼のもので、少し変形させて作られているところが可愛いって思いました色合いも深い緑色で落ち着くんですよ。少し歪んだデザインになっているのは織部焼の特徴の一つで、織部焼は千利休の弟子の一人であった古田織部の名前から付けられたものになります♪
お茶を注いで上からのぞくとグルグル渦がまいているんですよ♪どの角度から見ても可愛いデザインです♪
日本の焼き物の名前を辿ると、有田焼とか萩焼といった地域の名前がそのまま焼き物の名前になっていることが多いのですが、人物の名前が付く場合、どういう気持ちで斬新なデザインのものを当時作ろうと思ったのかなとか、その人物の世界観が器や食器から漂ってくるようで、不思議な感覚に見舞われます。
苦瓜茶は残念な結果になりましたが、織部焼を手に取りながらお茶の奥深さや焼き物の美しさを改めて再認識したティータイムになりました
いつもご訪問ありがとうございます♪私は母に急須セットをプレゼントしましたが、母が父に買った湯呑もとても素敵な色合いとデザインでした。うさぎの急須セットは、お店の方に「見る目がありますね!人気があるんですよ♪」と褒められたんですよ!テーブルウェアフェスティバルには2回行きましたが、2回目にお店に立ち寄った時には売り切れになっていました!!「迷わずその場でプレゼント出来て良かった」と嬉しく思った思い出のセットです♪