シェーンブルン宮殿観光の後は、べルヴェデーレ宮殿に行きました。
この日は水曜日でべルヴェデーレ宮殿は夜の9時までオープンとのことでしたので、ゆっくり観光出来ると思ったのです
べルヴェデーレ宮殿(Schloss Belvedere)とはイタリア語で“美しい眺め”という意味があるそうです。その言葉通り青空に映える宮殿は、シェーンブルンとはまた違った美しさを兼ね備えていて、優美な建物でした。
この宮殿は、17世紀にトルコとの戦争で活躍されたオイゲン公の夏の離宮です。写真に写っている宮殿が上宮で、1723年に宴会用として建設されました。
この上宮には、日本でもファンが多いクリムトの絵が展示されています。
(画像はお借りしております)
クリムトの「接吻」です。実は旅行前は、あまりクリムトの絵に興味がなく、オーストリアに住んでいた友人から「見る価値があるから!!」と強くすすめられて見に行った程度だったのですが・・・・・・
実際に目の前で「接吻」を見た途端に絵に釘付けになりました
オーディオガイドで説明を聞きながら鑑賞したのですが、危険と隣り合わせの崖のそばで幸せそうにしている2人の絵は、なんとも不思議な空間で、金のベールに包まれた感じがまた素敵
絵のモデルはクリムト本人と、恋人のエミーリエ・フレーゲだそうです。
べルヴェデーレの庭園です。この先には下宮があります。下宮は上宮よりも遡って1716年に離宮(住居)として建てられました。
上宮から下宮に向かう途中に階段があって、天使が所々にいるのですが、よく見るとそれぞれの天使の下に「一月」「二月」「三月」と書かれています。上の写真は、私の誕生月の3月の天使ですもしべルヴェデーレ宮殿にこれから行かれる方がいらっしゃったら、是非ご自分の誕生月のエンジェルを探してみて下さいね!!
この噴水の先が下宮なのですが・・・上宮に見とれてしまって下宮の写真を撮ることをすっかり忘れていました。日本に帰ってきて、写真を編集する時に、一枚も下宮の写真を撮っていないことに気がついたのです!!!
上宮も下宮も見ごたえのある絵画がたくさんあります!「この絵がこんなところに!!」と思うような有名な絵があちらこちらにあって、思った以上に楽しむことが出来ました。クリムトの絵に衝撃を受けましたが、これからは「この絵はあまり興味がないかも・・・。」と思っても積極的に美術館などに足を運んで、新しい感性を養っていきたいと思いました
水曜日は下宮のみ9時までオープンで、クリムトの絵がある上宮は通常通り6時までの営業です。ご旅行前にHPでご確認されることをおすすめします♪
いつもご声援ありがとうございます!「百聞は一見にしかず」という言葉を実感したべルヴェデーレ宮殿♪行って本当に良かったです☆