私は昔からお風呂が大好きで、毎晩湯船にゆっくり浸かるのが日課でした。

一日の疲れを癒したり、頭の中を整理したり、お風呂の時間はまさに「自分だけのリセットタイム」。

お風呂に入らずに一日を終えるなんて考えられない!というタイプだったんです。

でも、オーストラリアに留学してみて、そんな私にとってはちょっとしたカルチャーショックがありました。

現地では、「お風呂=湯船に浸かる」習慣がほとんどないんです。

ほとんどの人が週に数回だけお風呂に入り、それ以外はシャワーのみ。

しかもシャワーはできるだけ短時間で済ませるのが一般的。

水不足や乾燥した気候もあり、水は貴重なのです。

そんな中、私のホストファミリーはとてもありがたいことに、私専用のお風呂を使わせてくれて、毎日お湯を張って入ることができました。

「毎日お風呂に入っていいよ」と言ってもらえたのが、本当にうれしくて…

オーストラリアでも、大好きなお風呂習慣を続けられたのは感謝しかありません。

ところが――

日本に帰ってからの私は、湯船に浸かるのは月に数回だけになってしまいました。

あんなにお風呂大好きだったのに、今では「寒い日」や「特別疲れた日」だけの、ちょっと贅沢な時間に変わってしまったんです。

たった数か月でも、海外で暮らすと「自分の当たり前」がガラッと変わることがある。

お風呂ひとつとっても、それは強く感じたことのひとつです。