方眼ノートメソッドを使った
英語経験「0」ゼロ!の小学2年生が、半年で小3〜中1までの5年分の英語をマスター
子供オンライン英語コーチング KIDS 1-on-1
「That was pretty good! Making a lesson plan with 方眼ノート」
私が行っている小学校では、コロナの影響で8月の第1週まで1学期がのびたので、今日が1学期最後の授業でした。
6年生の担任の先生方からは「アルファベットの書きをやってほしい」というご要望。
ふと、自分用のレッスンプランを方眼ノートで作ってみたらどうなるだろう?
と思い立ち、実験的に作ってみました。
小学校の先生や、私のように英語活動のお手伝いにいかれている方がいらっしゃったら
いつもどのような英語活動指導案を作っておられるのでしょうか?
①「やること」が時系列でならんだものでしょうか?
②「目的」や「評価基準」が入っているものもあるでしょう。
③「JTE/ALTの活動、担任の活動、児童の活動」に分けて作ってあるものありますよね。
④ 今年からの指定教科書の授業案を使っている学校もあるかな?
たまに、既成のもので、2ページ~3ページにわたっているものがあって、
私はちょっと「む~〜っ!」となってしまいます。
1枚でパッと見たい。
また、研究授業のお手伝いをする時に、授業案を含めた資料をいただくことがありますが、
ものすごく、たくさんの情報が、ぎっしり詰まっているので、もう、目が回ってしまいます。
さて、様々、工夫をこらした授業案の作り方があると思いますが、
問題はここから
①~④のような活動案を使って授業をされた後、どうしていますか?
授業をやってみて、これ良かったな、またやってみよう、次はこれを応用・展開してみよう!
などの気づきや、ふと浮かんだアイディア、どうしていますか?
私は、これまでは①~④の授業案が載っている用紙にちょこちょこっとメモ書きしていました。
隙間に小さく書いたり、走り書きたったので、後で見返すと読めない!ことも
そこが、方眼ノートだと、魔法のセッティングをしてあるので、この振り返りも一目瞭然にまとめられて、次の行動にサクッとうつせる!
個人的には、これが方眼ノートで授業案を作ってみた1番の収穫でした。
今日の経験が、二学期からの活動につながる導線が描けている。
いわゆるPDCA
(P=Plan計画 D=Do実行 C=Check評価 A=Action改善)
がスムーズに回るということですね。
もうひとつ、「目標」の設定が変わりました。
「アルファベットとお友達」とか「アルファベットを書こう!書けるようになろう!」とか、
「6年生がアルファベットをマスターするには」とか、教科書でもありがちですよね。
単元目標。わたしも安易に使っていました。
それが・・・魔法のセッティングをした方眼ノートを眺めていると・・・
⭐️「子供達の目がキラッ!となるアルファベットを書く活動とは?」
「アルファベットって書くの簡単だなあ」
って感じてくれるといいなあ・・・というのが浮かんできました。
目がキラッ!となって、「な~んだ、簡単じゃん」ってなってる子供達を想像するとワクワクしてきたので、これらを私の個人目標に設定!
これまでも、常にこういうスタンス=子供達ファースト
でやっていると自負しています。
なにより、子供達の目がキラッ!とするのを見るのは
先生・講師なら「やってて良かった」と思える瞬間だと思います。
今までと違うのは、それをきちんと、しかるべき形で視覚化したこと。
そうすると・・・ワクワク~→活動のアイディア→子供達の様子を妄想→ワクワク~
を繰り返しながら、サクサク方眼ノートへ。
こういう自分の内面の変化も楽しみながら、方眼ノート・レッスンプランを書くことができました。
さて、実際の授業はどうだったかといいますと
大文字小文字を既に書ける児童もそうでない子も、
①アルファベットの書きに集中できて、
②「集中できたよ!」と満足げに答えてくれて、
まだアルファベットを完璧には覚えられていない児童さえも、
③簡単な単語をバンバン書いでアクティビティを楽しめて、
④「書けたよ!」とスマイルで終わることができた、
1学期締め括りの授業になりました。
最後は、
目はキラッというより、
キリッとなってました!