ブログをお引っ越ししました!
今後は
今後はこちらで発信していきますので、引き続き読んでいただければ幸いです♪

 

 

英語力UPコーチの坂倉ゆきえです。

 

最近「小学生でナント英検○級合格しました!」とか、

煽るような言葉が飛び交っていますよね。

 

それを聞いて「我が子も受けさせなきゃ」と

焦るお母さん・お父さんも多いのではないでしょうか?

 

でも個人的には

適齢期に受ければいいんじゃない?

と思っていますし、

私の英語教室では小学生に

英検を受けることを特におすすめしていません。

なぜなら・・・。

「試験のため」で英語をスタートしてほしくないから

小学生といえば、まだ色んなことが初めてな時期。

英語もそうです。

 

やってみて楽しければやるし、

そうでなければやりたくない。

理屈じゃないんです。

 

なのでお勉強ではなく、

まずは絵本や歌など「遊ぶ」感覚で英語に触れ、

「何だか楽しい!」という感覚をもたせてあげる。

 

それができれば、後はやることをやれば

年齢にしたがって自然と力はついていきます。

 

逆にその感覚がないまま

やみくもに試験ばかりを追っかけていると、

やらされ感いっぱいでその後の英語学習が

とても辛くなることでしょう。

 

「自分がやりたいからやる」という気持ちが、

長い目で見るととても大事だと感じています。

中学生には中学生の、高校生には高校生の知恵が働くので、小学生が前倒しする必要なし

自分が小学生だった頃を思い浮かべながら、

たとえば2級や準2級の問題を見てみてください。

 

昔の自分はそれを喜んで受けるでしょうか?

しかも中学生や高校生になればずっと楽に解けるものを・・・。

 

できたらできたでいいのかもしれませんが、

小学生のうちはそこに負担をかけるよりも

国語や算数など他の基礎教科に

時間をかけた方がいいんじゃない?と思っています。

たとえばうちの生徒の場合

この5月に3級(中学卒業レベル)を

初めて受けた中2のNちゃん。

 

見事一次試験に一発合格!

しかもかなり余裕をもっての合格です。

 

小3の時から通ってくれているので、

当たり前と言えば当たり前かもしれませんが。

画像1

うちの教室では特に英検対策をしていませんので、

おすすめの英検教材(解説付き問題集+過去問)を伝えて

自宅でやってもらっていました。

 

分からないところはレッスンで聞いてね、と。

 

さすがに英作文はムリかと思って

直前に何度か一緒にやりましたが、

普段のレッスンで英文を書いているので

そんなに難しくはなかったようです。

 

保護者様には「この調子だと中学の間に準2級、

高1で2級、高校卒業までに準1級が取れれば

理想的ですね」とお話しし納得していただいています。

まとめ

「適齢期」に「力試し」として受ける。

それが英検の賢い使い方だと私は考えています。