お久しぶりです。
英語指導コンサルタントの『しろねずみ』です。
大学受験の塾・大手予備校での指導経験から得られたノウハウを公開しています。
さて、今回のテーマは『形容詞』です。
形容詞を導入する場合は、「『形容詞』とは、『大きい』や『美しい』や『驚いている』など、名詞にかけることのできる語だよ』と、さらっとながします。
というのも、重要な点は他にあるからです。
形容詞について私が教える上で注意している点は2つです。
1つは、形容詞の文中での働きについて。
形容詞は文中で、『名詞を修飾する』・『C(補語)』のどちらかのはたらきをする
こう教えます。
確かに、ほんの一部例外と思えるようなものもありますが、生徒に、形容詞の働きは2つしかないと思わせることが重要です。
このように、2つしかないと教えることによって、以下の英文の区別の説明が楽になります。
①He believed this false report.
②He believed this report false.
①の英文では、形容詞false(誤った)は、reportという名詞にかかっているので、訳は「彼はこの誤ったレポートを信じた」となります。
それに対し、②の文では、形容詞falseが置かれている場所からして、reportという名詞にかかっているのではなさそうですね。その場合は、消去法でC(補語)のはたらきだということを生徒に答えさせます。すると第五文型の英文もすんなり見抜けますね。もちろん訳は「彼はこのレポートが誤りだと信じた」となります。
形容詞について教えるときに注意している2つ目のポイントですが、「名詞にかかる」のか「補語になる」のかによって、意味の変わる形容詞についてです。
present , certain , apparentなどがその一例ですね。
ただし、これは、結構レベルの高いクラスでしか話しません。
あまり、ややこしいものだと思わせたくないからです。
さて、例に従って、僕のプリントを載せておきます。
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4 形容詞のはたらき
文の中で、形容詞は『名詞修飾』・『C(補語)』のどちらかのはたらきをする
形容詞は文の中で名詞を修飾するか、補語として文の要素になるかのどちらかである。
(例)This is a false report. (名詞修飾)
This report is false. (補語)
He believed this false report. (名詞修飾)
He believed this report false. (補語)
4つ目の例のfalseは置かれている位置から、reportにかかっていないことが分かる。これは第5文型のC(補語)として使われているfalseである。
