こんにちは★前記事の続きになります。
どのような目的で海外に出ている人がいるのかを踏まえた上で、
実際どのような留学が将来に繋がっていきやすいのか。。。
今までしてきた仕事や目的によって変わってくるかと思いますが
私の経験からはだんぜん大学院や専門学校へ行くことが
一番自分のためになるし、日本に帰ってきてからの就活もかなり変わってくるのかと思います。
私は本当にここの部分をまったく考えていなかったため、
ロンドンで語学学校に通い始めてから、とても後悔しました。
渡英前というか、留学を考えた時点でもっと情報収集をするなりして
深く考えるべきでした。
語学学校はその名の通り、「英語」を勉強するところなのです。
なので、授業も一般的には文法、ライティング、リスニング、スピーキングを
総合的に伸ばすところですが、
大学院に比べてその授業の質は雲泥の差。
私は日本で既に文法などを勉強していたので
正直とても退屈でした。
語学学校で英語を1年勉強しても、仕事で必要な英語力まで達するのは難しいと思います。
それもどのレベルの仕事に就きたいかによって変わってくると思いますが、
例えば、英語でプレゼンしたり、英語で会議に参加、
交渉事、レポートの作成、日本にいる外国人と日本人との間に入って通訳をするといった、
スムーズに業務が遂行できるくらいの高いレベルの英語が必要となった時、
語学留学レベルの英語ではちょっと足りないのかなというのが実感としてあります。
特にライティングでは、アカデミックな単語やお堅い表現が必要となるので
そういった意味では大学院へ行って、
英語を勉強するというよりは、興味のある分野を勉強することによって
英語を手段として使っていく方が、圧倒的に身に着くし、
勉強していて面白いのかなーとも思います。
ただ、ビジネス文書、メールでのやりとりなどは
あらかじめフォーマットが出来ている会社も多くあるので
自分で考えたことを相手に伝えたい、
それで英語を駆使したいとなった場合、本当に難しいです。
また、大学院などの高等教育機関を卒業すれば
とうぜん履歴書にも書けます。学歴と認めて貰えるからです。
将来、イギリスに限らずどこかの国へ移住、就労ビザ取得を考えた時に
海外の大学院を卒業したことを書類に書けば、箔が付きます。
日本で日本の大学を卒業しただけというよりは
海外の大学院などを卒業した方がポイントは高いし、
しかし語学学校卒業では学歴として認めてもらうのは難しいと思います。
また、海外就職をしなくても日本に帰国後就活をする上で、
1年語学学校へいっていたというより、
大学院や大学で、しっかり英語を勉強してきたという方が
印象もいいし、前者と後者が一緒に並んだ場合、
後者の方を取ると思います。
ただどこの国も、大学院、大学など卒業したからといって、
就労許可証が簡単に下りないのが現実だと思います。
やはり、現地人の雇用が優先なので、
外国人を雇うとなった場合、なぜその人を雇わなければならないのか
証明しなければならないからです。
ここらへんは、追々書いていこうと思います。
最後に、大学院を卒業すれば、
国によっては卒業した翌年フルで働けるビザを貰えることもあり、
ロンドンでもその制度を利用して、
働いた会社から就労ビザのサポートをしてもらって、
そのままロンドンに残っている人に出会いました。
ただ、イギリスは今移民を減らそうとしている観点から、
こちらのビザは数年前に廃止になりました。
イギリスでの就労ビザ取得はとても難しいのが現状です。
その他、ボランティア、ワーホリについては
次の記事で触れてみたいと思います。