高級腕時計界で今をときめく二つの新興ブランド「ウブロ」のジャンクロード・ビバー会長と、「リシャール・ミル」のリシャール・ミル最高経営責任者(CEO)がこの秋相次いで来日し、朝日新聞の単独取材に応じた。なぜ急成長を遂げることができたのか。
セレブ着用で話題に
「社会性」は、今や高級ブランドに欠かせない要素だ。10月に来日したフランス人のミルCEOは、ジャマイカ代表の短距離走選手、ヨハン・ブレークと「ジャマイカと東日本大震災の被災地で、子どもたちの力になりたい」と、慈善オークションを開いた。
出品者は同社が「ファミリー」と呼ぶ、世界中のセレブたち。試合中も時計を着けているテニスのラファエル・ナダル(スペイン)や米俳優シルベスター・スタローンらから提供された21点の落札価格は、総計4750万円に上った。「感激してしまって」と、ミル自身も来年1月に発表予定だった新作を腕から外して出品。1600万円の値が付いた。
ウブロのビバー会長は9月、本社を置くスイス・ボー州のワイン振興のため、醸造業者と来日した。巧みな戦略でブランドイメージを引き上げることで知られる。
「キング・パワー」と名付けた時計を提供したジャマイカのウサイン・ボルトは、8月の世界陸上で3冠を達成,ヴィトン キーポル 50。F1のフェラーリと協業したり、来年のサッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の公式タイムキーパーになったりと、常に新しい話題でアピールしている,203550 ffpag 9761。
ビバーは過去にブランパンを再興し、オメガ復活に尽力,プラダ ナイロン ショルダー バッグ。04年にウブロに転じると、モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)傘下に入るまでの4年間で、売り上げをスイスフランで2500万(27億円)から200億(2160億円)超に急増させた。
新たな市場創り出す
両ブランドとも「革新」の旗を掲げ、新鮮なデザイン。「スポーティー」という新たな宝飾腕時計市場を創造することに成功した点も共通している。
革新にあたってウブロが掲げたキーワードは「融合」だ,ダミエ グラ フィット ジッピー オーガナイザー。「16~17世紀のスイスでは、農閑期に農民が時計作りに従事していた。小さく精巧な機構に忍耐強く取り組む精神性が基礎にある。私たちはその伝統と未来を融合させた」とビバー。
金は長く高級時計に用いられてきたが、傷が付きにくい「マジックゴールド」を開発。さらに金と銀が主流だった腕時計の色調に、カーボンやチタンで「黒」を持ち込み、大きな支持を受けた。
一方、01年に創設されたリシャール・ミルは、日本でも昨年は1本1億4700万円の商品を売るなど急成長,ボッテガ ヴェネタ ラウンド ファスナー 長 財布。重力による誤差を軽減するトゥールビヨンといった精巧な機構を持ちながら、あえてスポーツ競技で強い衝撃にさらすという、常識外れの時計を作ってきた。研究開発費を惜しまず、データを積み上げることによって実現させたという。「完璧な技術と革新性で、この世にまだない時計を作るのが私の夢なのです」とミルは語る。 「アベノミクス」効果の現れか、高額時計は日本でも好調だ。今月来日したLVMHの時計宝飾分野のトップ、フランチェスコ・トラーパニも「日本の成長軌道に我々がどう乗っていけるか、面白くなってきた。競合他社にはない新たな創造が鍵を握るだろう」と話した。
ビバーもミルも激烈な競争に身を置きながら、ハードワークを楽しんでいる姿が印象的だった。その勤勉ぶりから「スイスで最も寝ない人」と言われるビバーは、「寝ている時間は死んでいるようなもの」と笑う。離日後には「また会いましょう」と直筆の手紙がビバーから届いた。その心遣いに、成功の理由を垣間見た思いがした。
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