こちらは循環農法という手法で有機野菜を育てています。
養鶏場が併設しており、近くの給食センターから出る廃棄物を飼料として鶏を育てています。
その飼料にチーズを混ぜて食べさせることで、鶏卵や肉に独特のうまみがでるとのことです。

その鶏のフンを肥料として目の前に広がる畑で、20種類近い有機野菜を育てています。

堅い粘土質の土地なので、本来は野菜作りに適さないと言われているそうですが、永田農法と一緒で、タフな環境の中で作物が育つことによって、作物自体が自分からしかりと根を張って土から栄養分を吸い上げることにより、野菜本来の濃い味になります。
このニンジンが育っている場所も土はカチカチです。

有機ということは農薬が使えません。 農薬が使えないということは雑草が生えます。
この水菜畑も雑草がボウボウです。
雑草が生えるということは収穫に手間がかかります。
安全とおいしさを追求するということは本当に大変なことなんだなと実感します。
有機野菜のコストが高いのも理由がわかります。

有機の認定を受けるにはJASの厳しい規格に合格しないと有機野菜と呼んではいけないことになっています。
ただ実際有機とうたっている野菜の中には偽物も多いそうです。
こちらの農園長橘さんはまだ「食の安全」が叫ばれるずっと前の15年前からこの有機農法を取り入れて来たそうで、やっと時代が追いついたという感じだと思います。

このネギ畑ももちろん有機農法で育てられています。
それなので害虫の駆除に農薬を使用することができないので


アブラムシがついたりします。
それを狙って

カエルがいたり、生態系がしっかりと出来上がっています。
出荷する際にこれらをクリーニングする作業が非常に手間がかかるそうです。
いろいろな話を伺いながら広い農園内を廻っていきました。

「アイスプラント」
塩水で育てるので、この場所で他の作物を育てることができません。

「四角まめ」
クセがないのでいろいろな料理に使えそうです。 うちのお店でも採用だな。

ビニールハウス内のトマト畑・・・・味が濃い!

「有機農法で育てたイタリアンマフィア」
ではなく今回同行していただいたマークプランイング竹島社長。

「ほおづき」
今まで野生のものを食べたことはありましたが、食用のものは初めてです。
これめちゃくちゃウメいです。 食べたことのないフルーツの味。
これも即採用

これらのいろいろな野菜を橘さんの奥様が料理にしてくれました。

大量に野菜を食べましたが全然飽きません。
本当においしい野菜です。
高砂鶏のタタキも絶品です。この鶏の卵で生親子丼を食べましたがヤバいです

LOの未来が明るくなってきました。

橘夫妻、本庄社長、同行していただいた竹島社長
本当にありがとうございました<(_ _)>
今後ともよろしくお願いします。
エンジンファームと橘農園、いい野菜を提供できそうです。
factory LOは 11月中旬全面リニューアルいたします。
乞うご期待
