ボランティアとしての介護セラピー歴5年。
そして生活相談員として勤務しながらセラピーをして1年経ちました。
月に1度~毎週セラピーをする方。
身体がお辛い女性のご本人からのお申し込みが多いですが
ご家族からの認知症ケアのお申し込みや
下肢のむくみが辛い男性ご本人のお申し込みもあります。
新規のお申し込みもある中
1年・2年と継続されている方との
お話はどんどん深くなっていきます。
デイサービスのスタッフとして
たまぁにですが現場を手伝うこともありますが
その時の会話より、アロマセラピーをしながらの
1対1の20分ほどの時間は貴重なようです。
病気のこと・老いのこと・家族のこと・施設内のこと・思い出
どんどん心をさらけだし・・・
孤独・寂しさ・痛み・怒り・悲しみ・情けなさ
などなど......
暗~く話すのではなく、穏やかに淡々と話されます。
認知症の伯母の老老介護を一人で頑張っている実母や
一緒に暮らしている義母がいるので
時には耳が痛い話もあり
素直に私はその辺のことを言うと
「それでいいのよ~!」
なんて言ってもらったり~~
「身内というのが一番難しいですよね~」
と共感!
以前ブログに書きましたが
認知症でコミュニケーションが取れないおばあ様も
目配せから、時折(訳のわからない)妄想的会話。
会うと手を振ってくれたり、手を握られたり。
そして先日は「お姉さん、よろしくお願いします。ありがとう。」と。
介護も子育ても一人で抱えず
周囲の助けをかりるのがお勧めです。
『老い』に関しては
本人も家族もなかなか受け入れられなかったりしますが
子供の成長が一人一人違うのと同様
老いかたもそれぞれ。
何事も受け入れたら楽。
そして色んなタイプの施設や地域活動があります。
私が勤務しているデイサービスは
小規模で、入浴・ショートステイもあるので
要介護の重い方のご利用が多いです。
私が生活相談員になったことで、観えてきたことを
母やケアマネージャーさんに話したことで
伯母のケアの利用の仕方も変わりました。
家族だからと抱え込まずに
色々なことを利用する中に
アロマケアも拡がっていくといいなぁと思います。