夢☆  ~高校生から学んだ事~ | アロマロミロミヒーリング&バッチフラワーエッセンスサロン  

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歌って踊れるフラセラピストかおるです。身体・心をほぐし魂を輝かすお手伝いをしています。ゆりかご~墓場まで、各地でハンドマッサージセミナーや、レディースクリニックや介護施設などでも施術しています。小中学生の親子セラピーを大切に活動しています。

去年は何度も
「部活を辞めたい
と言っていた息子。
サッカーは好きだけど、チームプレーでの難しさや勝てない事などがつまらなかったご様子。
「辞めて、違う部活でもやれば?」
と、決して辞めたい気持ちを否定しない私に拍子抜けしたようで、結局続け
「こうなったら、最後まで続ける!」
と時折サボったりしながらも、なんやかんや言ってサッカー好きな息子です。

ところがところが、以前から部活を辞めたがっていた同級生のキーパー(Hくん)が
数ヶ月前、皆に退部届を破られたという事で、直接先生に
「辞める」と言ってしまいました。
となると、先輩が引退した後の1年、我が息子(高1)の代はキーパがいなくなってしまいます

Hくんが、皆に理由を話すということで、昨日先輩も交えて2時間ほど話しあったそうです。
Hくんは、中2の時の体験学習をきっかけに、憧れの職業があります。
それの習い事に週2日通うので、部活を辞めると言うことでした。
今まで4年半の関係からの皆のコメントが、少々きつい感じもしましたが
皆の成長に関心しました。

息子の意見:
スポーツを甘く見るな!
(Hくんの憧れの職業は、別のスポーツ。)
サッカーを頑張ってプレーしていないで、中途半端にそっちで頑張れるのか?
(この事は、Hくんのお母さんも私に言ってたなぁ~)
真剣に夢に向かって、学校辞めて専門学校に行ったり、外国に行った友もいる。
(同級生で3人いるんです。)
本当にその職業につきたいのなら、学業優先でなく専門学校に行けばいい。
週2日通うのであれば、小さい夢かもしれないけど、皆が試合をしたい!
という夢を壊して部活を辞めるのでなく、部活と併用して頑張ってもいいのではないか。
(なりたい職業が取敢えず・・・な息子らしい意見だなぁ~)

Sくんの意見:
親の会社をついで社長にならなきゃいけないから
有名大学に進学しなくてはならず
成績悪いから一度部活を辞めたけど、成績上げて部活に戻ってきた。
部活を再開したら、また成績下がって、親に部活辞めろ!と言われたけど
両方頑張る!と押し切って俺は両方とも頑張るんだ。
お前も両方頑張れ!
(私も息子も、Sくん男っぽいなぁ~と思いました。)

Tくんの意見:
お母さんが小さい時に亡くなって、お父さんは不自由ない生活をさせてくれるけど
少しでも協力できればと思って、僕はバイトをしている。
Hくんが部活を辞めたら、試合出れないから、僕も部活を辞めて、その分バイトを入れる。
でも、将来子どもに「お父さん部活何していたの?」と聞かれた時
「サッカーを途中で辞めた。」と言うのは、悲しい。

Kくんの意見:
中学の時、高いお金を出してもらってクラブチームでサッカーやったけど中途半端にしかできなかった。
だから僕も今バイトをしながら、学校の部活でサッカーを頑張り、親に少しづつお金を返している。

(もちろん、学校はバイト禁止ですが、高校生になってからバイトをしている子が数人います。
 それぞれ、しっかりした理由があって頑張っているんですね。)

先輩の意見:
親に反対されているけど、僕は地方の大学に進学したく思っている。
だから、部活を引退したら、目的の大学に進学の為にバイトをして頑張ろうと思っている。

普段、主張をしないGくんも発言したと、息子は感激していました。
人がいいけど、いつもおちゃらけているAくんとJくんは、ただ頷いて聴いていて・・・
「俺も頑張る。。。」
とだけ、言ったそうです。

そしてHくんの結論は
「わかった、部活を辞めずに頑張る

なんで、この話を息子から聴けたかというと
試験1週間前で「理科の勉強会」に参加すると言って、朝自宅を出てたから
「勉強会どうだった?」
と聞いたら
「参加したかったけど、できなかった・・・」
という流れで~

Hくんの事を私もよく知っているだけに、きついけど息子の発言もしかりだなぁ~と思いましたが
息子には、自分の言った発言に責任を持って、行動しなさいよ~と言いました。

「やっべぇ~勉強しなきゃ」
と言った息子に
「勉強よりも大切ないい時間だったんじゃない。」
と言ったら
「うん
と言ってました。
私も、息子を通じて、子ども達の成長と「夢」について学ばせてもらいました。

夢のある人も、まだ夢が見つかってない人も。
何事も中途半端でなく、頑張っていくうちに夢に出会えることでしょう 

私は夢が多すぎて、息子に中途半端と突っ込まれてますが
自分の中では、筋が通っているので
より深めていくよう、日々頑張っていこうと思います。