ハーフ🟰バランスバイリンガル(どちらの言語も年齢相応)では無いようです。
先日、地元の国際結婚ファミリーで集まる機会がありました。
子供みんなハーフで、娘を含め小1〜高1、計7人。
みんなパパが外国人。
娘以外、地元の小学校に通っています。
子供達、みんなでワイワイ遊んでいたけれど、一切英語が出て来ず。
パパに話しかけられると、英語で応えたり、日本語が混ざったり。
え?!みんな意外と英語できない。
お母さん達の話を聞いていると、
子供が余り英語に興味がない
とか
英語を話す環境が周りにあまりない
などなど。
モヤモヤ。
このモヤモヤ、きっと私がバイリンガル育児に興味があるからだ。
簡単な会話はできるけれど、難しいことは話せない。
聞いて理解はできるけれど、英語で会話を続けられない。
ただ、それでも英語が全くできない人から見ると、この子達はバイリンガル。
思ったこと。
親が、子供をバイリンガルにしたい!と思って行動しないと、年齢相応の英語力は身に付かないんじゃないかな。
母親もある程度の英語力、英会話力が必要なんじゃないかな、という事。
バイリンガルの多くがDominant Bilingual(どちらかの言語の方が強い)と言われています。
子は勝手にはバイリンガルにならない。
「娘ちゃん、ハーフだから英語話せるでしょ?」とか、
「インター通ってるからバイリンガルでしょ?」と、よく言われるけれど、
違うと思います。
ハーフでも英語をほとんど話せない子もいるし、インターでも日本語ばかりの子もいます。
一般的な話ではなく、実際に私の周りにいます。
私は夫と英語で会話をするけれど、私はバイリンガル?
いや、英語学習者?
じゃ、バイリンガルって何?
調べてみました。
TED The benefits of a bilingual brain
このサイトによると言語を習得する時期と環境によって3種類に分けられます。
Compound bilingual →第1、2、3言語を一つの環境で同時に習う。(娘)
Coordinate bilingual →第一言語をまず家庭で習い、学校や会社で第2、3言語を習う。
Subordinate bilingual → 母語を通して外国語を理解し、習得。(私)
コレより興味深いのは、バイリンガルの程度による種類。
Balanced Bilingual→2ヶ国語をネイティブレベルで使える。
Dominant Bilingual→2ヶ国語に差がある。
Doble Limited Bilingual→どちらの言語もネイティブレベル以下。
そして、第2言語の4技能習得レベル。
Bilateral→話す、聞く、読む、書くが全て出来る。
会話型→聞く、話すは出来るけど、読む、書くは出来ない。
Passive bilingual→聞くは出来るけど、それ以外は出来ない。
読む、書くが出来ても、バイリンガルとは言わないみたい。
こうやってみてみると、どのレベルのバイリンガルを目指したいのか、そのために何をしたらいいのかを考える必要があるみたいです。
闇雲に2ヶ国語をやればバイリンガルになるわけじゃなさそうです。