こんにちは。

今日は、「英語の発音は、体全体の共鳴を意識しよう」というお話です。

 

先日、ボイストレーニングの1to1セッションを受けてきました。あんぐり音譜

 

ボイストレーニングというと、歌手?とか、俳優?とか、想像されるかもなのですが。

今回は、「大学のレクチャラー向けのボイストレーニング」というもので。

 

大学にとって、先生方に「魅力的なレクチャーを行なってもらう」ことって、とっても大切なんですよね。

生徒が眠くなっちゃっても困るし、飽きられても困る。聞きづらくても困るし、できれば、面白くて楽しい講義を届けて欲しい。

 

というわけで、うちの大学では、レクチャラーの人、もしくは、次のキャリアステップとしてレクチャラーになることを考えている人向けに、大学がプロのボイストレーナーと契約して、コーチングセッションを行なってます。

(こういう、スタッフ向けのトレーニング制度が豊富なところが、うちの大学の良いところ!爆笑飛び出すハート)

 

そのコーチには、以前にも、会ったことがあって。俳優のボイストレーニングだけでなく、ケンブリッジ大学やうちの大学など、大学のレクチャラーのボイストレーニングも30年以上続けているという方で。教え方も面白くて、今回のコーチングもとても楽しみにしてました。爆  笑音譜

 

今回は、「日本人独特の、高いピッチでしゃべる癖が、どうしても抜けない。絶望」という悩みについて相談しました。

 

日本語のピッチは、英語のピッチに比べて、とても高いんですよね。とくに日本人女子。ピッチが高い。

コリアンのお友達に、「日本人女子のおしゃべりを聞いていると、小鳥が鳴いているみたいでかわいいラブラブ」と言われたことがあるんですけど、言いたいことは、なんとなく分かる。ピチピチピーピーしてる。セキセイインコ黄セキセイインコ青セキセイインコ黄セキセイインコ青

 

で、私は、そんな日本人女子の中にいても、際立つぐらい、ピッチが高いんですよね。。。。

英語で、ピーピーしゃべると、何が問題かって言うと。

ピーピー声は、英語では、「頭が悪い印象を与える」んですよ。

 

そのほか、ピッチの高い声は:

  • 子供っぽい
  • 浅はか
  • 軽率
  • 自信のなさ
  • 考えてなさそう
  • なんせ、頭悪そう
  • 馬鹿っぽい
  • うわー、言ってること、信用できねーーー

という、印象を与えるんですよね。凝視最悪じゃがな

で、逆に、ピッチが低いと:

 

  • 知性
  • 安定感
  • 自信
  • 思慮深さ
  • 信頼
の印象を与える。
これは、今回、コーチと話してて、結構、興味深い話題として展開していったんですけど、イギリスと日本の、文化的背景の違いとか、歴史的背景の違いなんかもあるかもね?という感じに。

 

でも、トーンが低いと、相手に、ネガティブな印象を与えちゃうので、それも、気をつけないといけない。驚き

トーンが低いと、

  • あれ?機嫌悪い?
  • う、なんか、なる気ねーなー
  • え、っていうか、俺、なんか、悪いことした?
と、いったような印象を与える。
 

だから、この、英語を喋りつつ、ピッチとトーンに気をつけつつ、そして、科学のめっちゃややこしい話を、他の研究者やら、ボスやらに話さなくちゃいけない、という、この積重苦!!ゲロー

 

 

今回、コーチと、「じゃあ、とりあえず、講義の出だしを想像して話してみて」と言われ、

「あー、はいはい、堅いなー。緊張してる。緊張すると、声が止まるから。出てこないから。もっと、体全体を共鳴させる感じで声を出して。じゃあ、次は、友達に話してると想像して。」と言われ、

そして、「あー、ピッチが上がったなぁ。それよりは、もうちょっと、遠い関係の相手に話してる感じで。」

「あぁ、いいねー。いい。で、ペース入れて。あ、ペース落としすぎ。そうそう、あ、そのペースいいねー。」

 

という感じで、コーチングは進み。

 

面白いことに、やっぱり、そうやって、「○○に話しているつもりで話して」と、言われて話してみると、想像の相手によって、自分の声色が変わるわけですよ。常に、ピーピー喋ってると思っていた自分も、結構、ピッチとトーンに気をつけてはいたのね、、、と。

 

私は、ピッチのほか、

  • ピッチを下げようとすると、トーンも下がるから気を付けること
  • ピッチとトーンに気を取られると、講義のパッションが消えてしまうから、気をつけて
  • 声に気を取られると、個性も消えるから、注意
  • 適度なペースを入れることで、ピッチとトーンが高くても、聞きやすくなる
  • 話が乗ってきて、興奮してくると、ピッチとトーンが上がって、ペースも消えるので、興奮しすぎないこと
  • 緊張すると、筋肉が固まって、声の共鳴が失せて、日本語アクセントが強まるので、気を付けること
  • 他のアカデミック相手なら、感情とトーンを下げて。一般や大学低学年相手なら、感情とトーンを上げて
  • 聴衆に合わせて、自分の個性・感情を、どの程度出して行くか、考えて話して
  • 強調したいキーワード、キーセンテンスを、どの程度、強調するか、あらかじめ考えて。それによって、どの程度ペースをいれるか、決まってくるから
という、アドバイスを頂きました。
「筋肉が固まると、日本語アクセントが強まる」っていうのが、とっても興味深く、かつ、このブログ記事を読んでくれている皆さんも、面白くおもうかなーと思ったことだったんですけど。
正しい日本語って、体に力入れて話しますよね。子供のころ、学校で、ピシーッと背筋のばして、ハキハキ喋るように教わりませんでした?国語の時間は、「立って、背筋のばして、一音、一音、はっきり、音読しなさい。」って言われて、音読させられたり。つまり、発声の仕方が、英語の発声と、根本的に違うんだなーと思って。
英語は、「体の力を、極力抜いて、ゆったりとしたなかで、声を体全体に共鳴させて。」という方法。だから、日本人は、相手に分かってもらえる英語を発声しようと、まじめになれば、なるほど、英語の発音が悪くなるのかもー。と、思いました。
 
 
話が長くなって、ごめんなさい。
うまく言いたいことが伝われば、嬉しいです。
 
では、また。