日経テクノロジーOn line(2014/12/22 12:46 更新)
「2020年の介護福祉・介護予防関連の国内市場規模、2013年比で8割増に 」
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20141222/395648/

 今後の国内製造業で注目される新たな産業分野として、「新エネルギー・環境関連分野」、「健康・医療・福祉関連分野」、「次世代自動車関連分野」が上げられています。
 富士経済が発表した調査結果では、2020年に国内の介護福祉・介護予防関連製品/サービス市場規模は2兆7829億円となり、2013年比で82.3%増加するというもの。

 市場が拡大が予想されているということは、これからの進出が期待できるということですが、気になる点がひとつ。

「これまでの介護関連市場は介護保険が適用される製品・サービスが主だったが、徐々に非介護保険領域への展開が進んでいる」ということ。

 今までは製品・サービスに保険や補助が適用されていたため、製品自体は高価であっても消費者の負担は少なかったのです。
 が、今後はその対象外製品が発展するため、消費者が現在感じている「お値ごろ感」になるよう、今まで以上のコスト努力が事業者に求められるのではないでしょうか。
 これから進出を検討するならば、今までにイノベーティブな技術革新を引っ提げるか、価格競争力を十分に持たせた開発をするか。。。
 市場拡大に期待を持ちつつも、後発だけに一筋縄では行かない業界になっていく気がします。

 とこんな事を気にしているのは、技術屋.netの活動はいつかこの業界の製品に辿り着きたい。と思っているからだったりします。
決意したのは、もう随分前だったのですけどね。時の流れが早すぎて焦っています(笑
 
KEN