研究所を定年で退職されて数年経ちますが、今なお活躍されいる方と、先日お話しして来ました♪
その方は、僕が新入社員の頃、力学や有限要素法を教えて下さった師匠のような方。
とても精力的な方で、活躍されているお話しをうかがっているだけで元気をもらえます!
さて、その方が研究所時代のことを思い出して・・・
「 昔は、、、学位(博士号)をとるとあたまでっかちになってしまうから、企業が採用を渋ったものでね。
今はどうなんだろうか? 」
と、素朴な疑問を投げかけられました。
そういえば・・・僕が新人の頃は、まだ、先輩技術者から厳しくも優しく、日々の業務の中から
OJTを受ける習慣がありました。
それにより、学校の知識だけでは習得できない 「 ものの見方・考え方 」を教わることが出来ました。
その中で、試行錯誤しつつ経験を積んでいく事が出来たんですね。
また、セキュリティや安全管理も、いまほどがんじからめな状況では無かったので、
CAE解析の作業者と言う立場でも自由に製作や実験の現場に立ちいる事が出来て・・・
一緒に作業を手伝わせてもらったり、試験後品を前に一緒に検討したりすることも出来ました。
しかし、徹底管理に基づいて、仕事に時間に追われて働く現代の技術者は、
そんな機会が失われつつあるように思います。。。
果たして、現代の企業の就職活動において、学位取得者は有利なのか不利なのか??
独立してしまった僕には、企業の内情は分かりませんが・・・
技術者として、とっても大切な、モノに触れつつ試行錯誤しながら取り組んで学んでいく環境が
失われつつある時代。
あーでもないこーでもない。と対象となるモノを前にして取り組む経験は、大学の研究室だからこそ
出来るのは無いかなあ。
・・・なんて思うので、学位を取得する事は、貴重な経験になるのではないか。と考えています。
僕ももう一度、大学で学びたい。そんな願いも密かに持っています~(笑
技術屋ねっとワークスも、知識だけではない試行錯誤の経験が積める場所にしたい!!
そんな夢をもって、2011年度に向けた活動を計画しています。。。
KEN
「技術で生きる自分の未来をプロデュース」
技術屋ねっとワークスは、そんな機械技術者を応援しています!!
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