「ものづくり」と「ひとづくり」を応援する技術屋、KENです~。
今月の勉強会・交流会もなんとか終了して、ほっと一息。。。
つきたい所ですが、、、そんなヒマもなく、ホームページの更新やら来月の内容なんかも考えなきゃー![]()
慌ただしく過ごす毎日です(笑
勉強会の課題は、長年の経験を駆使(?)して、KEN自身でつくっています。
気を付けている事は、、、
実際の「ものづくり」の設計現場で、起こってしまいそうな内容とすること。
そして、構造に関する意見を要求するような内容とすること。
つまり、課題に対して明確な答えを用意するのではなく、技術屋さんの構造設計に対する知見や考え方次第で、答えが変わるように、課題を作成するんです。
そうすれば、教科書なんかで出てくる知識が、実際の業務にも活かせますからね♪
でも、これが意外と難しくって、いっつも悩みに悩んでつくってます~![]()
どういうことかというと・・・
例えば、「ある目標性能を持っている部品の強度が不足している時、どのように補強を加えた構造を設計するか」という課題の出し方をするんです。
構造を設計する時って、目標とする性能をしっかり満足するように設計しなければなりませんが、、、
それ以外にもいろいろ考えておくべきことがあります。
どうやったら安く造れるだろうか?
どうやったら軽く造れるだろうか?
どうやったら造りやすいだろうか?
などですね~。
同じ補強を加える場合でも、これらの要件について考えて、より「合理的な構造」となるように、技術屋だったら考えなくてはなりません。
すると同じ課題でも、参加者によって違う補強構造の答えが出て来ます。
安く造ることを一番に考えた答えや、軽く造ることを一番に考えた答え・・・
どれも正しい答えです。 (←いや、、、計算間違えしたら正しくはないんですけどね
)
そのいろんな答えに至る見解や経緯を聞いていくことによって、仲間たちみんなが知見を増していくことが出来て面白いんですね~。
技術屋は、自分自身のアイデアや創意工夫を磨いていくこと、実はこれがとっても大切です。
そんな教科書から得られる知識とは、ちょっと異なるスキルを身に付けられる勉強会にしたいっす!!!
ようし、来月も飛びきりの課題を考えてみよう~♪
KENにとっては、、、
解答のない設計課題を考えることが、自身のアイデアや創意工夫を磨く訓練になっているようです![]()
KEN
