使用した参考書・勉強方法について
私は2ヶ月弱の勉強で、全ての科目で85%以上得点することができました
(まだ結果が出ていないので、具体的な点数はわかりませんので、単純な正解率です)。
私が使用した参考書・勉強方法について、ここに記しておきます。
まず、使用した参考書です。
省エネルギーセンターが発行している「エネルギー管理士 試験模範解答集」を使用しました。
基本的にはこの模範解答集だけを勉強し、どうしてもわからない部分は、エネルギー管理士講習のテキストで調べました
(私の場合、幸運にも知り合いがエネルギー管理士講習のテキストを持っていたので、それを使用することができました。身近に講習テキストを持っている人がいるのであれば、ありがたく使わせてもらいましょう。もしそのような人が身近にいない場合は、同じく省エネルギーセンターが発行している「直前対策」を使用すれ場良いと思います。「直前対策」のほうも中身を確認しましたが、エネルギー管理士講習のテキストとほぼ同内容でした。)。
私が使用した参考書は以上です。
一番重要なのは、過去門である、「エネルギー管理士 試験模範解答集」をやりこむことです。
講習のテキストはあくまで辞書的な存在であり、その全てを理解する必要は全くありません。
試験に出るところだけを理解すればよいのです。
次に、勉強方法です。
私は、模範解答集に載っている過去門8年分を3回繰り返しました。
3回も繰り返せば、ほぼ完璧に過去門を解くことができるようになります。
このレベルに達すれば、合格はほぼ間違いないでしょう。
また、模範解答集には、過去門以外に、研修修了試験の問題も載っていますが、
そこまでやる必要はないでしょう。
余力がある人は、研修修了試験にも手を出しても良いと思いますが、
試験合格の為には、過去門8年分をやるだけで十分です。
エネルギー管理士の勉強順序①~科目Ⅱからまず潰してしまおう~
エネルギー管理士の科目は以下の4科目です。
Ⅰ エネルギー総合管理及び法規
Ⅱ 熱と流体の流れの基礎
Ⅲ 燃料と燃焼
Ⅳ 熱利用設備及びその管理
効率よく勉強して最短で合格する為には、勉強する順序にも注意を払う必要があります。
私のお勧めは、「Ⅱ⇒Ⅲ⇒Ⅳ⇒Ⅰ」の順序です。
とにかく、
四科目の中で一番難しいといわれている「Ⅱ 熱と流体の流れの基礎」を先にやってしまうことが重要です。
なぜなら、科目Ⅱには以下のような特徴があるからです。
①Ⅱはほかの科目との重複が多い(特にⅣ)
②Ⅱは計算問題がメインで、理論を理解することが必要
⇒時間がかかるため、試験直前に回せない
他の科目(Ⅰ、Ⅲ、Ⅳ)については、基本的に暗記がメインになりますが、
Ⅱについては暗記ではなく、理論の理解が最も重要となります。
理論の理解は、暗記とは異なり、勉強に時間がかかります。
だから、Ⅱの勉強は試験直前に行うべきではなく、時間に余裕がある勉強初期にやってしまうべきなのです。
科目Ⅱは、エネルギー管理士試験の中で最も難しい科目と言われています。
毎年、この科目Ⅱの受験者数が一番多いのです(前年度、前前年度で不合格の人の数が多い)。
しかし、私は科目Ⅱがある意味一番簡単なのではないかとさえ思います。
というのは、科目Ⅱは理論を理解するのに骨を折る必要があるものの、
一度理論を理解してしまえば、かなり簡単だからです。
しかも、出る問題はほぼ決まっています!
(このブログでは、試験に出る要点=エッセンスをお伝えしていきたいと思います)
理論さえ理解してしまえば8割は得点することができます。
他のⅠ、Ⅲ、Ⅳの科目については、暗記すべき範囲が広く、
試験に出る部分を網羅することが難しいのですが、
科目Ⅱについては、試験に出る範囲が非常に狭いです。
だから、一度理解さえしてしまえば、高得点を高い確率で狙えます。
エネルギー管理士に短期間で合格したいのであれば、まず、
科目Ⅱから理解してしまいましょう。