佐野の最深部奈良部山 南南東尾根~南南西尾根 | enduro fujiの自分だけの山を求めて!

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百のルートに百の登り方あり

南南東尾根の第3の岩場を懸垂下降するサクラマスさん

 

ジュリアさんからお誘いを受け、奈良部山の

南南東尾根~南南西尾根を歩いてきた。

奥深い山で薮山の魅力を秘めている。

アクセントの岩場もあって、アカヤシロのころ

もう1度登りに行きたいと思っている。

 

2020年12月13日(日) 晴れ/曇り

(L)ジュリアさん、サクラマスさん、masa_kさん、

piroさん、sumireさん、enduro fuji

 

辿ったルート

*南南東尾根、南南西尾根は先人の記録による。

 

 

彦間川上流の黒沢東川と黒沢西川の林道分岐

ここに駐車した。

 

民家の脇から登り始める

民家のご主人(この辺りの山林のオーナー)に怪訝な

顔をされてしまい、改めてお願いし了解をいただく。

 

植林帯が多いが、この辺りは自然林

 

送電線の鉄塔が見えた

 

祠が。山仕事の安全を祈ってだろう。

一升瓶は登山者ではないだろう?

 

送電線鉄塔に着いた

ここまで2時間40分、先は長いな~

 

痩せ尾根になってくると下は崖になていて降りられない。第1の岩場である。

巻き終わって第1の岩場を見ている。

 

写真の鞍部まで戻って巻いてくる。

 

第2の岩場は直登を試み、サクラマスさんが左寄りから登って行くが、

全員が登るにはちょっと不安。

「サクラマスさん、ザイル降ろして」

「持ってきてないよ~」

「えぇ~」

 

 (そうかザイルはジュリア/enduro fujiが持ってんだ)

 

「サクラマスさん、そこから上は登れる」

「登れますよ」

「じゃそのまま登って行って」

「われわれ5人は巻きルートから行くから」

 

と言う会話があって第2の岩場の上で合流した。

 

 

第3の岩場の上に来た。

記録では、右からトラバースして巻いているが

ジュリアリーダーの指示でここは懸垂下降する。

ジュリアさん、ここの懸垂のために重い50mザイルを

担ぎあげてくれたのだ。感謝です。

(ここでヘル、ハーネス等を身に着ける)

 

懸垂下降風景1

masa_kさん撮影

 

懸垂下降風景2

この木、枯れていますが、根本は問題ありません。

ジュリアさん撮影

 

懸垂下降風景3

最後はジュリアさん

この第3の岩場、懸垂下降してわかるのですが

30mザイルでも大丈夫ですね。

 

登りで通過する場合は、

右上に向かう幅広バンドから行けそう?

(確認はしていません)

 

お昼を過ぎてきたので登攀具を着けたまま奈良部山へ向かう。

 

きつい登りが続く!

5人についていけません(笑)

落葉が滑るんですよね。

チェーンスパイクはザックにあるんですが、

みなさん使ってないし。

 

 

奈良部山山頂

風が強い!寒い!

 

ランチ休憩は南南西尾根を下って、日だまりのところで。

ここでコーヒーをいただき大感激!

やはり女性がいるといいネ

 

 

南南東尾根の第1~第3の岩場が見える。

でもよく切れ込みの深いあんなところに植林したな~

 

奈良部山

 

南南西尾根は崖状に落ち込む。

右から巻くが、落葉で滑り台となった急な斜面を下る。

ここもチェーンスパイクが欲しい。

写真は巻き終わったところ。

あるいは岩場状を下ってもいいが

お助けロープが欲しい。

 

この目印は?

 

朝休んだ送電線鉄塔(上のです)

 

送電線鉄塔

ここからは早かった。

日没に間に合うかなとも思っていたが、

16:00前には

黒沢東川と黒沢西川の林道分岐の

朝の駐車地に戻った。

 

長かった南南東尾根~奈良部山~南南西尾根が終った!

達成感のある山だった。

 

 

参考タイム(到着時刻)

駐車地7:05 送電線鉄塔9:44 第1の岩場下10:36 

第3の岩場上11:28 全員懸垂終る12:11 奈良部山12:58

第1~第3の岩場見えるところ14:00 送電線鉄塔15:18

駐車地15:58