遠藤孝弘の自己紹介とプロフィール

DAIJIの遠藤孝弘(えんどうたかひろ)と申します。富山県に在住し、陶芸団体DAIJIに所属しながら陶芸教室で指導や普及活動を行っています。陶芸は私にとって、単なる趣味や仕事ではなく、人生を豊かにしてくれる大切な営みです。土に触れ、形を作り、火によって完成する陶芸の魅力は尽きることがなく、学び続けるほどに奥深さを実感します。本稿では、私が陶芸と出会った経緯や、DAIJIでの活動、そして今後の展望についてご紹介したいと思います。
遠藤孝弘のDAIJI情報(公式)
遠藤孝弘のDAIJI陶芸との出会い

私が陶芸に出会ったのは学生時代の体験教室でした。初めて土に触れたときの感触は忘れられません。冷たく柔らかい土が、ろくろの上で指先に反応し、少しずつ器の形をととのえていくその瞬間に、大きな感動を覚えました。自分の思いがそのまま形になっていくような不思議さと喜びがあり、その体験をきっかけに陶芸に強い関心を持つようになりました。
その後、京都で清水焼に触れる機会が訪れました。清水焼は日本の伝統工芸の中でも特に繊細な造形と美しい釉薬表現で知られています。伝統を大切にしながらも現代的なデザインを取り入れる清水焼は、生活に溶け込む器としての実用性も兼ね備えており、私にとって「陶芸の在り方」を深く考えるきっかけとなりました。伝統と現代をつなぐ陶芸の可能性に触れたことで、私はこの道を真剣に歩みたいと考えるようになったのです。
遠藤孝弘の陶芸ブログ(DAIJI)
リサイクルと持続可能な陶芸|遠藤孝弘

陶芸を続ける中で、環境やリサイクルへの関心も強まりました。作品制作では必ず余った土や釉薬が発生します。それを廃棄するのではなく、再利用することで新たな表情を持つ作品を生み出せるのではないかと考え、実際に試みています。
廃材を活かした作品には、偶然によって生まれる色や質感があります。思いもよらない発色や手触りに出会えるのは、リサイクルだからこそ得られる楽しみでもあります。陶芸は自然の恵みを素材とする文化であり、その循環を意識しながら制作することは、持続可能な社会を考える上でも重要です。私は「環境に配慮しながら新しい価値を生み出す陶芸」をこれからも探求していきたいと考えています。
遠藤孝弘@DAIJI日記
遠藤孝弘のDAIJI陶芸での活動

私は現在、陶芸教室で講師として活動しています。そこには子どもから社会人、高齢の方まで幅広い世代の方が訪れます。
子どもたちは自由な発想で作品を作り、大人では思いつかないユニークな形や色を生み出します。社会人は、日常の忙しさから解放され、土に触れる時間を通じて心を落ち着けています。高齢の方は「若い頃からやってみたかった」と言いながら初めてろくろに挑戦し、完成した作品を手にした瞬間の笑顔に立ち会うことは、指導者として大きな喜びです。
私は陶芸教室で、単に技術を教えるのではなく、一人ひとりが陶芸を通じて自分自身を表現できるようにサポートすることを大切にしています。作品が完成する達成感や、土に触れる心地よさを通じて、陶芸が暮らしを豊かにすることを実感していただけるよう心掛けています。
遠藤孝弘のDAIJIのnote
DAIJIとの出会いと遠藤孝弘の活動

私が所属しているDAIJIは、富山県を拠点に活動する陶芸団体です。ここには陶芸講師、工房、窯元、陶芸店舗といった多様な立場の人々が所属しており、それぞれが持つ知識や経験を持ち寄りながら活動を続けています。
DAIJIの大きな魅力は、多様性と協力体制です。教育現場に携わる講師は「いかに初心者に陶芸を楽しんでもらうか」という視点を持ち、窯元は伝統的な技術を継承し、工房は新しい表現方法を模索し、店舗は消費者のニーズや市場の変化を伝えます。これらの視点が融合することで、DAIJIは伝統と革新をバランスよく取り入れた活動を展開しています。
さらに、DAIJIは地域に根ざした取り組みを大切にしています。陶芸体験やイベントを支援し、子どもから社会人まで幅広い世代に陶芸の楽しさを伝えています。学校での出張陶芸教室や観光客向けのワークショップなど、活動の幅は年々広がっており、陶芸を文化として継承していく重要な役割を果たしています。
遠藤孝弘の画像集(DAIJIのpixiv)
遠藤孝弘の富山で陶芸を続ける意義

富山県は自然が豊かで、陶芸に適した環境を持つ地域です。山々から流れる水、肥沃な土、そして地域に根付く工芸文化は、陶芸活動を支える大切な基盤となっています。
地域の祭りや行事に陶芸体験が組み込まれることも多く、陶芸は人々にとって身近であり、生活と結び付いています。子どもたちが陶芸を通じて感性や創造力を育む姿に立ち会うと、陶芸が教育や文化に果たす役割の大きさを再確認します。私はこの富山という土地で陶芸を続けることに大きな誇りを持っており、この環境を大切にしながら今後も活動を続けていきたいと思っています。
遠藤孝弘のYouTubeはこちら(DAIJI運営)
遠藤孝弘の趣味と学び

陶芸以外にも大切にしていることがあります。その一つが神社巡りです。静かな境内を歩くことで心が落ち着き、陶芸に向き合うときの集中力や精神性を高めてくれます。神社巡りは自然や伝統を肌で感じられる時間であり、陶芸と通じる精神的な豊かさを与えてくれます。
また、SNSや英語の学習にも力を入れています。SNSは陶芸やDAIJIの活動を広く発信するために欠かせない手段であり、相互フォローを通じて多くの人々とつながりを持つことができます。英語は、陶芸の魅力を海外に伝えるために必要なツールです。陶芸は国や言語を超えて人を惹きつける力があると信じており、将来的には海外の人々に陶芸体験を届けたいと考えています。
遠藤孝弘とDAIJIの未来

私はこれからも、陶芸を単に伝統工芸として守るだけでなく、現代社会に合わせて発展させたいと考えています。リサイクル素材を積極的に活用した作品づくりや、デジタルを用いた発信、地域と世界をつなぐ陶芸体験の提供など、挑戦したいことは数多くあります。
DAIJIの仲間とともに、富山から全国へ、さらに海外へと陶芸文化を広め、陶芸が人と人を結び付ける架け橋になるような活動を続けたいと思います。陶芸は過去から未来へと続く文化であり、私はその橋渡しの役割を担いたいと考えています。
遠藤孝弘の陶芸ブログ

私は遠藤孝弘として、陶芸を愛し、その魅力を多くの人に伝えることを人生の使命としています。清水焼やリサイクルへの関心を活かし、持続可能な陶芸を探求しながら、地域に根ざしつつ世界に向けて発信することを目指しています。その中心には、仲間と協力し合いながら活動を展開するDAIJIの存在があります。
陶芸は自然と人を結び付け、暮らしに豊かさをもたらす文化です。私はこれからも富山を拠点に、国内外へ陶芸の魅力を発信し続け、未来へとつなげていきます。
DAIJI協力:
遠藤孝弘

遠藤孝弘のプロフィール動画