遠藤一平のブログ

遠藤一平のブログ

率直に思ったことを適当に綴ってます。極私的散文

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何でも売れたら、何でもいいっていいうのはやっぱりクオリティが低いものが多いですね。

あらゆるものは話題の確認、でもいいんだけど、ちょっと違うよなあ、という各々の自分のセン

スが磨かれてないといいものなんて生まれてくる土壌にはならないのは自明の理じゃないでしょ

うか。


どう考えても民度が文化を創るわけです。

低い民度で高次の文化は育まれないでしょう


いつだってどこだって民衆はほとんど馬鹿といったら比較的馬鹿なものですよ、もれなく自分も

そうでしょう、しかし数パーセントの見識と良識がある人々の数が日本は少なすぎるね

規律がない・・・


環境を嘆いてもしかたないですが、意識すること、多角的に見れること、多少の愛情があるこ

と、こういう万物に対しての接し方が常に人生のキーですよ。


規律とは何か、おそらく何かしらの信仰でしょう、私も無宗教で確たる信仰があるわけではない

ですが、常に自分以上の高次の存在に見られてるという「危機感」が規律に繋がるという生き物

なんでしょう人間は、まったく無様です。

死んだ祖父母に見られてるような・・・ペットに見られてるような・・・森や自然に一人で行く

といつも何かに見られてるような・・・みたいなものだって信仰でしょう、この自分サイズ以上

の大きな存在が、絶対的なもの「神」、みたいに意識されて脳内でアイコンになってるか否かで

人間は力の発揮の仕方が違うんだと思います、芸術もスポーツも日曜に教会行ってるような国の

人々の方が常時トライアルしてますよねえ、これは事実でしょう。

日本人は誰かが一度作ったもの、安全なもの、保障されたもの、には手をだして改良して発展

させることは上手い、しかしなかなかオリジナルは生みださない。これは国民性、フットワーク

が軽くない。馬鹿でも愚直でもない、成功例を踏襲してるだけの他人が決めた美徳に左右されて

るけっこう愚かな民でもあるといつも思います。

ある意味、アグレッシブ、攻撃的じゃない大人しい民族性でもあるとは思いますが、育む、信ず

る、即物的で見てくればかり、周りの評価で評価するんじゃなくて中身を見抜く審美眼を養う

ということを行っていくと更に理想的な豊かな国になると思いますよ。

人間は誰もがその他大勢の一部、でいいとあんまり思っていないでしょう、生まれてきた以上、

この世にたった一つの、でありたいと思うものでしょう、その独自のものをなんで自分で養おう

と思わないのか、いつも当世風のものを見るたびに思います。流行の物がよければいいのだけれ

ど、ほんとこんなクオリティ低いものでいいのか、と思うことのほうが多いですよ、本音はいつ

も嗚呼残念って感じ・・・

とか思ってしまいました。





大変ご無沙汰のアメブロです。

Facebookメインになってしまってますが、やはり文字を綴るのはブログでありますね

とにもかくにも、今年はなんとか「DT」を完成に持ち込むべく、みんなで動いておりますので

暖かくお見守りいただけると幸いです。

懲りずにまた新企画も考えてしまっていますが、映画を動かすのはほんとうに大変です。

いいプロデューサーにめぐり合うのが大変です。

ここでなんとかやってやるという覚悟がある人じゃないと勤まりませんね。

とりあえず、その結果を完成した作品でご高覧いただければ幸いです。

今年はそろそろ入籍もしたいしなあ・・・

やることが多すぎでパンクしそうなんで、精神修行ですね。

これといって言いたい事がないので・・・ブログ終了です。

あ、そうだ、DTのCGチーム強化したいんでCGやれる人来て下さい!!

去年のことでした、昔から知り合いの事務所の社長さんから低予算で映画を作ってくれないか?と連絡をいただきました。

ほんとに久々で、恐らく自分のことを気にかけてくれていたこと、自分の作品のことを買ってくれている様でとても嬉しく思い、予算が無くても引き受けることに

しました。仕事も2ヶ月休む段取りをしました。

予算がないので自主制作映画ということで撮って下さい、ということでした。

予算は某女優さんが所属されてるまた別の事務所の社長さんが用意してくれていて、彼女をメインキャストで使ってくれればOK、という条件でした。

ようは私に依頼してきた事務所の社長さんは予算を出すという別の事務所から製作資金を得て、製作会社として映画を完成させ、公開までもっていくことを一任していました。

内容はなんでもいい、ただコメディーじゃなければOK、ということでした。

そして、出演があらかじめ決まっている女優さんをメインに話を考えるべきなのか伺ったところ、別にメインではなくていい、ということでした。お金を出してくれたプロダクションはなんと太っ腹なのかと思いました(作品の趣旨もあるでしょうからその女優さんだけでいいということでした)

その条件が明確になると製作会社として私に依頼してきた事務所の社長さんは、外部の役者さんを使うのではなく、自分の事務所の役者さんを主演で使えないか提案してきました、加えて全員のプロフィールを渡され、できれば全員出せるようにしたいという旨を伺いました。

昔からの知り合いで、ほんとにゼロからスタートしてきたのを見てきた事務所の社長さんですから、ここは何とかするのが筋なのだろうと思い、何とか全員入れ込めるようなプロットを仕上げてみようと思い、試行錯誤したのですが、芝居も人柄もわからないプロフィールだけではどうにも宛書きすらできない、ということでワークショップをやらせていただくことで、事務所に所属する役者さんたちと実際に会う機会を設けてもらうことになりました。

同時期、打ち合わせで、所属している女優さんらがみんな30代になり、なかなか売れないので、誰か若い女優さんを紹介してくれないか、という話が浮上しました。

偶然そのとき、いい事務所を探してるという若い才気溢れるそこそこキャリアもある女優さんを便宜上預かってる知人がいたので、どうかと思い、製作会社を請け負った事務所の社長にその若い女優さんの件を話し、彼女を主演にしてみたいという提案をしてみました。社長さんもちょっと冒険だったとは思いますが、自分のところに所属して大型新人?として売り出せばいいのではないか、と提案させていただいたところ承諾していただき、彼女主演で映画を作ることに決定しました。そして彼女は面接をして事務所に所属することになります。


あらかじめプロットは提出していたのですが、改めてどんなストーリーにするかロングシノプシスを仕上げて、どういう作品にするか打ち合わせをしていきたかったので、そういう類の話をしていきたいと申し出ると何でもいいから期日までにプロット、脚本を仕上げてきてください、ということでした。

通常は脚本家がいるか、自分からやりたいと思う脚本を持ち込んで、キャスティングしていくというのが流れでやってきましたので、依頼されて、なんでもいいからとにもかくにも書いて、しかもオーディションもしないでよく知らない役者さんたちを使わないといけないという状態でしたので、不安材料が多々あったのですが、ワークショップで3日間何とか所属されてる役者さんがどんな人たちか見ることが出来ました。皆さん正直まだまだかなという人もいましたが、何より人柄がよくて、真摯な人ばかりだったので、3日間でだいぶ雰囲気もわかり、感情移入できたのでなんとか執筆に入れそうかと思い始めました。しかし、総勢約20名にもなるので、一人一人に台詞を与えるとなると余分なシーンが増えるのではないか危惧しておりました、またせっかく自社で製作する映画なのに所属してる役者さんが端役というのもそうとう辛いんじゃないか、と思い始め、なんとか全員露出するような構成をまず考えました。

思い切ってばらばらのストーリーが同時進行で展開し、一点のみ関わる場所があってそこに強引に意味がある、という構成ではなく、現象を現象のままさらっと描く方がいいのではないかと思い始め、芝居が安定している役者さんからインスパイアされたシークエンスを書き、おおまかな流れの中に落とし込んでいきました。

プロット上では、不可思議な感覚の類似したものがほとんどないいいものに仕上がるのではないかと思い、映像の力で見せていく形の実験的要素が強い作品を目指そうと書き進めました。その結果、映像の魅力と各場面の人物の魅力、鮮度に頼る非常に難しいバランスの作品になっていきました。

なんでもいいので期日まで書きあげてくれという脚本ができた時点で、感想を伺った上、リライトも試みたいと思っておりましたが、なんか不可思議でいいのではないか、いつものような映像美で見せてくれるんでしょう?という返答だけで、何よりも資金をちゃんと得るために期日までに脚本を仕上げる(契約上ということらしいのですが)、ということが優先事項であったようで、ほぼ第一稿のまま一気に脚本は製本されるされることになりました。実際は制作費を浮かすということでB5のプリントアウトした小さな台本を手作業で作ってくれました。


とここまではよかったのですが・・・・

いくつか制約が発生してきました、まずは実際にお金を用意してくれたプロダクションの社長さんとは一切連絡はとってはいけない、ということでした。製作資金をまるまる全部出してくれたプロダクションの社長さんは言ってみればエグゼクティブプロデューサーですから、随時意向は伺わなくて大丈夫なのか疑問ではありました。

撮影の準備に入ろうというときに予算が無いので私が知っているスタッフさんはみんなそれなりに(会社の人であったり機材もあることから)予算がないと動けない方々ですので、スタッフィングを製作会社となった事務所の社長さんにお願いし、集めてもらうことになりました、安くお願いできる人を知ってるのでということで快諾してくれました。同時に私からのオーダーで、複雑な作品で用意するものも多いので、すぐにでも助監督、随時打ち合わせができるスタッフさんが欲しいという旨をお伝えしました、すると、来た助監督はその事務所に所属する役者さんで助監督の経験など一度も無い人と、同じく所属する女優さんがラインプロデューサーということで紹介されました。経験も無いのに、しかも自分が出るというのに大変な仕事になるのではないかと危惧しましたが、現状はその二人しかいないということでしたので、なんとか撮影までの約一ヶ月で準備するしかないという状況になりました。

お二人は自分も出る側でありながらも他の人をたててずっと現場でも裏方にまわり、自分の出番があるときは役作りの準備もろくにできないまま臨みました。

また不慣れですから、ミスも多々ありました、でもちゃんとバイト代はもらってるので一任しますと役割を最後までやってました、当たり前といったら当たり前ですが、即席で任命されたスタッフであることに疑問は感じてるようでした。

結局、揃ったスタッフは、助監督、ラインプロデューサー、録音、メイクの4人でした。


そんなこんなで、技術テスト、演技の打ち合わせ、アクションがあるのでアクションの打ち合わせを念入りにやりたかったのですが、打ち合わせをやるときに食事代もかかるので、みんな集めて打ち合わせをやるのはそんなにできないということで、私が呼んできたカメラマンとの打ち合わせは2回、製作会社となった事務所の社長さんが読んでくれた録音さんとはゼロ、メイク兼衣装さんとは1回、役者さんらとの読み合わせは顔合わせと同時で2回に分かれてやっただけで、個人的に呼んで打ち合わせをしたい役者さんもバイトがあって来れない、連絡がとれないという人もいました。

ただアクションだけ、所属するベテランのアクション女優さんが自主的に稽古をつけてくれて、つれてきてくれたアクションが出来る女優さんらと無い時間の中、辛うじてアクションを形作ってくれてくれました。私も立ち会いたかったのですが、連日自ら買出しや、CGマンとの打ち合わせが続き、体調を崩す有様で、2度しかアクションの稽古は見れませんでした。人がお金を出してくれていてもまさに自主制作映画という形でした。


そして、撮影にはいる日が来ました、香盤表ができあがってきてみるとすさまじいくらいタイトで、ここはちゃんと撮りたいと説明しておいたシーンまで計算上2時間で撮らないといけない、という類の状態が続き、諦めて機転を効かさないと成立しないような状態が多々続きました。

必要な小道具が無くなったり、役者さんが持参した衣装までなくなる始末。正直多少場慣れしていても絶望的な気分になるのは抑えられませんでした。しかし、そんなことは言ってられないので嘘でも気丈に振舞って、自ら撮影、現場の指示、雑用、美術、撮影時の僅かな時間に役者さんと演技のプランを素早く話して現場を作っていきました。勘のいい人、忍耐強い人たちが多くてほんとうに助かりました。


撮影は二度に分けて行う形になり前半が終わり、次回撮影までに時間が多少出来ました、そこで製作会社となった事務所の社長さんから、食費と交通費が思った以上にでてしまい、制作資金がほとんど無くなったと告げられました。

どうしてそうなったのか疑問でしたが、内訳も聞くのも野暮でありましたので、なんとか予算を増やす算段を私も考えねばならない状況になりました。知り合いの企業の社長さんにも、親の会社にも制作資金を出すよう恥をさらしながらも懇願しましたが、結局NGであったのですが、ある日、本作品に協力してくれた私と10年来の知人のお金のある人がいたのですが、製作会社の事務所の社長さんが私を飛び越えてその人にお金を出してくれないか、という話を持ちかけていました。知人から連絡があり、今まで一度もお金の話などなく、友人関係を続けてきたのに今回はどういうことなのか?と詰問され、仕方なく私も事情を説明すべくその知人と製作会社となった事務所の社長と3者で会うことになりました、非常に複雑な思いを殺しながら、なんとかその場をやり過ごしましたが、道義に欠けた行為や、目的達成のためであれば手段を選ばないという姿勢に疑問を抱きました。はじめから打ち合わせを念入りに行い、余計なことに出費しないように極力抑えて計算していくのが製作会社の役目ではないのか疑問に感じておりました。この間、製作会社の社長さんはヘルニアが悪化してしまい、身動きが取れなくなってしまいました。

そして後半の撮影が始まり、何とか改善しようと努めたのですが、やはりうまくいかないという状況が続きました、それはそれで創意工夫が発揮される試される現場で私なりに楽しめた部分もありました。しかし無計画な強引な香盤のせいで待たされて帰ることになってしまう役者さんや、打ち合わせの時間を作らないことで生じる役者さんの理解不足、スタッフのミスは目立ちました。何故か私と個人的に連絡をとってはいけないという規則まであったようで、社長命令を無視してまで打ち合わせに来てくれた役者さん、スタッフさんもいます。作品を良くするために余計に話が膨らみ予算がかかるのではないかと勘繰った社長の判断だったのでしょう。ある意味正しいかもしれないですが、それも自ら電話ででも打ち合わせすればよかっただけのことだと思います。


そうして、ようやく怒涛の撮影がおわりました。

編集作業となると、3ヶ月で計4回2、3時間製作会社の社長さんは来てくれました。ボランティアで参加してくれたCGマンは一度も製作会社側から作業中の挨拶もなく、自分が何をしているのか途中から疑問になってきたと後ほど言われました。何度も空中分解しそうになるのを私が製作をするような形で辛うじてバランスを保ちました。

音楽家も全て私との作業だけで製作会社側のねぎらいの挨拶もなく、ひたすら

完成度の高いものを目指そうと日々徹夜を繰り返してほんとうに頑張ってくれました。

そして、なんとかゆうばり国際ファンタスティック映画祭に間に合わせようととりあえずのパイロット版を仕上げました、この時MAすら予算がなくやれないということでしたので、路頭に迷っていたのですが、私の良き知人でもあり、製作会社の社長の知り合いでもあった実力派の某監督兼プロデューサーでもあるK氏が助け舟を出してくれて、MAもやらないとは公開するのに酷くはないかと、格安でスタジオを借りる交渉をしてくれて、大丈夫なのか疑問ではありましたが、何故か資金はまだあったらしく、スタジオでMA作業ができました。ほんとうにあそこでの作業はありがたく感謝しているのですが、予算は大丈夫であったのか、断れたのになぜ断らなかったのか疑問なまま短期間で整音作業を終えました。


そして皆さんが尽力した結果、間に合わせではありましたがゆうばり国際ファンタスティック映画祭で辛うじて上映が出来ました。作品は改めて公開版に編集しなおすということで、製作会社の事務所の社長から編集する方も紹介していただき、編集時には改めて連絡をいただけるという話でした。


それから半年、製作会社の社長さんにメールで連絡しても返信はなく、公開版の編集の予算をかけずにやれる手段もメールにて提示したのですが、一切返信はありません。

そして映画監督である知人から某配給会社の方で配給する段取りを製作会社の事務所の社長から頼まれたと聞き、どうなってるのか疑問でいたところ、もう既にかなり短く勝手に編集してよくわからない状態になったものをたらいまわしにしてると、これもまたスタッフから聞きました。こういうことは単に噂であって欲しいです。

物言わない人間だと見下した人間の足元を見て、自分の利益だけ追求し、他人は犠牲にしていい、関わった人たちを裏切ることぐらい目先の利益に比べたらなんともない、そういう感性で人の人生を預かる仕事、多くの人に見て頂いて成立するような触媒を扱ってよいのか?

ものつくりにも、ものつくりの人たちにも愛情がないのであれば自動的にいいものはできないのは自明の理ではないでしょうか。できないのであればほんとうに協力だけやって裏方に徹すればいいわけです。

ようは自転車創業にお金を使うために作品を利用したり、力のある人とお近づきになりたいがために作品を利用して内容を昇華させる責務を放棄したり、そんな愚行が不通にまかり通ってしまってるのが問題であるのです。

今回ほんとに久々に知恵のない、道義のない悪質な待遇に当たってしまいましたが、10年以上も前から知ってる事務所ですから、悪条件でも自分の出せるものは全部出して、事実上時間も労力も割いて来たことの結果と、仕打ちはたいへん辛いものではありましたが、そんな人たちだけではないので、きちんと理路整然と道義ありきの社会の一部とさせていただく問題のない創造活動に従事していきたいと心から思っております。今後悪質な製作者に泣かされるスタッフ、キャストがいなくなる業界になっていただければと切に願います。

自分の手元には素材も何もないので編集しようもありませんが、いつか納得の行く形の作品に鋳上げたいとやっぱりどうしてもまだ思ってる自分がおります。

https://www.youtube.com/watch?v=eck5fis-u0w