早い回復と復帰を心から祈る。 | 福島虎党の虎生活

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西岡の状態が心配だ。


頭部への以上は見られなかったようだが、鼻の骨折と左肩の亜脱臼、胸部打撲という事で長期離脱は避けられない。

あの場面は衝撃的だった。しばらくの間ピクリともしなかった西岡。

慌てるスタッフ、チームメイトも心配そうに見つめていた。

ドーム内に救急車が乗り入れ、西岡は球場を後にした。


どこからともなく聞こえてくる西岡のヒッティングマーチに西岡コール。

球場に居る全ての人が心配の眼差しで西岡を見ていた。

その球場からの声援に救急車に運び込まれる直前に左腕を突き上げ応えた西岡の姿に私は涙した。

あの状況、状態でファンの声援に応えれる西岡に尊敬の念は尽きない。

早い回復と復帰を心から祈っている。

スロー映像を見た瞬間は首から後頭部にかけて地面に叩きつけられ、一瞬赤星の二の舞になるのでは脊髄をやってしまったのではと心配した。

球団が発表してないだけで脊髄に損傷を負っているのではないかと未だに心配している。

衝突した福留も直後はプレーを続けたが、早めに交代し球場を後にしているだけに心配だ。


試合は開幕戦に続いて2桁失点で大敗を喫してしまう。


2回の先制点を許した1点はしょうがなかったが、西岡のあのプレー、アクシデントによる3失点はかなり重いモノとなった。チーム内への動揺もあっただろうし、西岡の状態等も心配で試合に集中しきれなかった部分も大いにあると思う。


あの回に4失点した事で試合は後手後手に廻ってしまい、巨人のワイサイドゲームとなった。


4点を追う事で榎田を早々に諦め継投に行ったが、二神、鶴と結果を残せずじまい。


それでも2番手の金田は開幕戦に続いて良いピッチングをした。

物怖じせず、自分の球を信じて攻めのピッチングをしていた。

その気持ちの部分が二神、鶴との些細なようで大きな差を感じた。


敗戦の中で新たな布陣を試せた事は収穫だった。

代打で出場の新井貴をサード、今成をライトに配置し、新井は無難にサードの守備をこなし、今成もアウトには出来なかったが本塁へ素晴らしい返球を見せた。

これが広い甲子園となると今成の外野守備力ではまだ不安が残るが、狭い球場では有効なオプションの

ように思う。


その新井が本塁打でこれ以上ないアピールをした事でサードはより激戦になる事は間違いない。

西岡の代わりにセカンドに着くのは上本と思われたが予想に反して坂が守備に就いた。

巨人先発大竹が右腕という事でだろうが、上本は悔しい思いをした事だろう。

その悔しさを晴らすような上本の本塁打も良かった。西岡の代わりは俺だと言わんばかりか、この機会にセカンドのポジションを奪ってやろうという気迫と気合で今後の戦いに臨んでもらいたい。


首脳陣の期待が大きい梅野もまだまだ逆転が可能な状態で代打出場からマスクを被らせ、プロ初安打を放ったが、その後の大量失点は悔しさと共に良い経験になった事だろう。

経験がモノを言うポジションだけにどんどん勉強をしていち早く正捕手となってもらいたい。


この2つの負けで巨人とはどう戦うべきなのか、阪神サイドは痛い程に感じただろう。

弱気になってはすぐにやられる。挑戦者として強気で攻めなければ一気に突かれる恐ろしさをマジマジと痛感しただろう。

ちょっとした差だと私は思っている。攻める部分では数字上は圧倒的に不利に見えるかもしれないが、そんな事は全くない。阪神もこの3試合で良い攻めを見せていたし、良い守備も沢山あった。

強気で攻める姿勢が試合開始から試合終了まで続けられれば簡単ではないが勝てると私は思っている。

精神論だけでは勝てないと言う人もいるかもしれないが、この精神的な部分が野球では大きな割合を占めていると思う。


次の中日3連戦は藤浪、ルーキー岩崎、秋山が先発予想だが、この若手3人が良いピッチングをして勝ち越せるなら今後が楽しみになる事は間違いない。

若い3人が活躍すれば先発陣の良い刺激になるし、チームも勢いに乗れるだろう。

先発のコマ不足もある程度は解消できる。


さあ2カード目は勝ち越そう。