『[新版]幽霊刑事デカ』
有栖川有栖、幻冬舎文庫、2018年
神崎 達也、刑事、恋人にプロポーズをし結婚を控えていた。しかし彼は上司に射殺されてしまう。
気が付いたときに彼は幽霊となっていて、誰からも見えず、誰にも声が届かない存在になっていた。それは婚約者だった須磨子もそうだった。
ところが霊媒体質の後輩・早川だけは、幽霊となった神崎の姿が見え会話もできたのだ。そんな最中、神崎を殺した上司も密室状態で拳銃により死亡してしまう。
五里霧中の中、幽霊になった敏腕刑事と霊媒体質の後輩のコンビは、この事件に横たわる闇に足を踏み入れることになる。
そして、この事件が解決されたとき、霊体である神崎はどうなるのか。
恋人にプロポーズもして順風満帆だった刑事・神崎は、自身の上司に射殺されてしまう。ところが神崎は幽霊となってこの世に留まっていた。
当然周りからは認知されず、婚約者さえも自分の姿は見れず、声も届かない。
ところが、神崎の後輩だけは姿が見えて会話も出来る状況だったので協力することになったが、神崎を殺した上司が死んでしまった。
このトリックも実は幽霊絡みで、早川以外は神崎を認知できない状況ながら幽霊の神崎を凶器に使う、といったシチュエーションになります。
結婚の約束までしたのに死によって永遠の別れを余儀なくされた二人。いやー、さすがにラストは涙ものですわ。
