今日、仕事のパートナーである僧侶(お坊さん)から連絡があった。
内容は「戒名が必要かどうか」について。
というのも、先日この件に関して2人で軽く2時間以上議論したのだが、私がどうしても腑に落ちないままで終わってしまったからだ。
さて、皆さんはこの「戒名」、どう考えるだろうか?
私も仕事の都合上、色々な終活セミナーに参加しているわけだが、結構な割合の参加者が「本当に必要なの?」という疑問を抱えている。
そもそも戒名というのは、俗世を旅立つ故人の「仏弟子になった証として授かる名前」である。
※表現に誤りがあればご指摘ください。
宗旨宗派によって付け方に違いはあるものの、昔はこの戒名の位が一種のステータスだったこともあった。
それが寺壇制度の崩壊、信仰心の低下によってステータスになる程の価値がなくなり、また、経済的な不況、葬儀代金やお布施金額の不明瞭さもあって「安く済ませたい」という至極普通に生まれる感情から発せられた声だと思う。
宗教家でもない私が答えを出すことなんて出来るわけもなく(するべきではなく)、これは個人の価値観に委ねられるべきもの。
なので、パートナーの言葉をここで代弁してみることにした。
以下、パートナーの言葉を私が解釈し要約したものである。
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戒名というのは僧侶が引導を渡す際に故人に授けるもので、そもそも「必要かどうか」を議論すること自体に問題がある。
あえて高い位の戒名を付ける必要はないが、「葬式」という儀式は言ってしまえば戒名の「授与式」であり、「付けない」という選択肢はありえない。
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言うなれば卒業式における「卒業証書授与」のように、要らないから必要ないというものではないということ。
※宗教家の皆様が気分を害されたらお詫び申し上げます。
つまり、そもそも「お葬式」が仏教における弔いの儀式である以上、私たちは「戒名が必要かどうか」かではなく、「お葬式をすべきかどうか」を考えなくてはならない。
宗教家の方々も「そういうものなのだ!」と一蹴するのではなく、しっかり説明することが布教なのではないだろうかとも私は思う。
「ご先祖様には良い(高い)位の戒名が授けられております・・・」では、単に「お金(お布施)が欲しいだけ」と判断されても致し方ないのでは?