持って行きます。
春の小人のせいか、やや薄汚れている。大人が座れば、はみ出して座り心地も?昔のアニメなら、空に浮かぶブランコにでもなったかもしれない。紙もよれよれになって、「持って行って下さい」と。
とりあえず持ってみた。案外重い。これから、家まで持って行くのかと思うと。何だか。
白い椅子は、勝手口の前に置いてみた。狭い路地の途中。何となく素人の盆栽展会場の真ん中。
主だった客は猫と住人とたまに犬と飼い主。
座ってみれば、最初は、盆栽と話す。たわいもない季節の話題。今年も蕾が巣立つだろうかと。
次の話し相手は、猫。大きなあくびをした後、甘い声を出す。いつものパトロンとは違うが、与える物は煮干し。頂く物は、わずかな愛敬。そろそろ子猫の慈愛が頂けるかもしれない。
白い椅子に腰掛けながら。ゆっくりとその鼓動のシンフォニーは、終奏を迎えた。
春の小人のせいか、やや薄汚れている。大人が座れば、はみ出して座り心地も?昔のアニメなら、空に浮かぶブランコにでもなったかもしれない。紙もよれよれになって、「持って行って下さい」と。
とりあえず持ってみた。案外重い。これから、家まで持って行くのかと思うと。何だか。
白い椅子は、勝手口の前に置いてみた。狭い路地の途中。何となく素人の盆栽展会場の真ん中。
主だった客は猫と住人とたまに犬と飼い主。
座ってみれば、最初は、盆栽と話す。たわいもない季節の話題。今年も蕾が巣立つだろうかと。
次の話し相手は、猫。大きなあくびをした後、甘い声を出す。いつものパトロンとは違うが、与える物は煮干し。頂く物は、わずかな愛敬。そろそろ子猫の慈愛が頂けるかもしれない。
白い椅子に腰掛けながら。ゆっくりとその鼓動のシンフォニーは、終奏を迎えた。