この本を読みながら僕は二つのことを考えていた。

1つは岸田秀のこと。
もう1つは吉本隆明のこと。

岸田秀は青年期に神経症を患っていた。
義母が原因と考えると納得がいった。
義母は優しく親切だった。
しかし、その優しさは偽りですべては家業を継がせるのが目的だった。
岸田秀は全くそんなつもりはなかった。
そして彼は神経症になってしまう。

吉本隆明は経済学は支配者の学問だと言っていた。

こんなことを考えながら読んでいた。