やっと案内された場所はコンクリートの小さな建物。白い布をかけられた人。
顔の白い布を取るとパパ。綺麗な寝顔。
頬を触ると冷たくつるつると人形みたいな感覚。温かいぬくもりを無意識に探す、背中に無理やり手を入れると温かく感じた。パパとやっと会えた。涙が出ない。帰ろパパ。寒いよね。何か温かい服を着ないと風邪ひくよ。私は1人話しながら足に手を近づけると、警察の人が言った、奥さん見ない方が…
私は看護婦です。大丈夫です。と手を出す、その手を母と姉が強く握って、泣きながら私に見ない方がいいよ。と強く目を見ていった。
ハッとした、みんな泣いている家族全員泣いている。全てが知りたいのはわたし。
全てを知って傷付くのもわたしだと、みんな分かって言ってくれての言葉。
私にも涙が流れた。