　早いもので２０２２年もしめくくりの日を迎えましたね。

　節目の日ですので、簡単に「この１年」を振り返ってみます。

◆１月２６日　行政書士試験合格

・午前９時に行政書士試験研究センターのホームページに掲載されていた合格者番号の中から自分の受験番号を見つけた瞬間、思わず席から立ってしまうほどのよろこびぶり。心の底からうれしかったです。２日後に判明した得点は記述での採点が厳しめでほぼぎりぎりでしたが、合格は合格と割り切りました。この試験は得点コンテストではなく、行政書士となるために必要な素養を備えているかを見極める「適性試験」ではないかと、自分なりに考えています。

◆２月から５月　行政書士専門知識の学習など

・「コンメンタール行政書士法」を購入して「行政書士法そのもの」を学習する機会に恵まれ、とても有益でした。試験勉強の前に、もしも行政書士受験を目指すのであれば、まず「行政書士法」を学んで、法の精神、業際問題（行政書士でできること、できないこと）、社会的責任とは何か、自分なりに押さえておいた方がいいと思います。個人的には行政書士法の試験範囲復活を希望しています。

・また、開業準備として、マンション管理会社と管理組合との事前交渉も行いました。集合型マンションゆえ、許可は至難の業と覚悟していましたが、間取り図の作成、業務を行う上でのコンセプトを書面でしっかりまとめるなどいろいろ頑張ったら「内諾」をいただけました。

・あわせて、大手通信講座にて「相続専門知識」を学習しました。このプロセスの中で、相続税法の専門知識がわかっているつもりでわかっていないことに気づき、「次の行動」につながりました。

◆４月　体重の＋４㎏増

・コロナ禍による大会の相次ぐ中止と行政書士試験勉強などによる練習不足から、３年前に比べて体重が＋４㎏も増えていて唖然。行政書士試験合格後に撮影いただいた写真で「ずいぶん太ったな」と自己認識していたし、毎日計測する体重も日に日に増えていきました。いろいろストレスも溜まって練習が土日のみで１０㎞が限界だったことも響きました。

◆５月８日　仙台国際ハーフマラソン出場

・２０２０年から大会の相次ぐ中止と走力低下による出走見合わせにより、２年３か月ぶりの大会出走でした。体重増と練習不足も加わり、１時間５５分と自己ワーストを更新。それでも、大会出場で「忘れかけていたもの」を思い起こし、「また走りたい」と思いを新たにしました。

◆６月　本社財務部への出戻り内示と税理士試験挑戦への決意

・６月１日に本社財務部への１８年ぶりの出戻り発令内示をいただきました。これまでの職場に８年在籍し、「そろそろ環境を変えたい」と毎年実施される異動希望調査で「半年以内に転勤したい」と２年続けて提出していたので、よかったと思いました。

・その内示をいただいた際に、「若いころに業務多忙にかまけて、自己への投資を怠り、「その気」になれば合格できたかもしれなかった「税理士試験」を受ける機会を逸してしまった後悔」を今こそ晴らすチャンスと、「光」が見えてきました。

◆６月１１日　税理士試験講座「相続税法」の受講開始

・「相続専門知識」を学習する過程で、「相続税法」をしっかり学習する必要性を実感したそのタイミングで受けた本社財務部への出戻り内示。行政書士開業準備か税理士試験受験のどちらを優先するか悩みましたが、「専門性による差別化」が必要と判断し、まずは税理士試験講座「相続税法」を申し込み、６月１１日より受講開始しました。

◆６月２３日　まさかの東京マラソン出走権獲得

・TEAM ONE TOKYOへの入会者を対象にした抽選により、年代別ランナーとして「東京マラソン2023出走権」にまさかの【当選】。これには驚きました。あきらめかけていたので、２０２３年２月の「大阪マラソン」へのエントリーを検討していて、うれしい誤算でした。

・このあたりから練習量もこなせるようになってきて、体重も減り始めました。

◆７月１６～１８日　はじめての鳥取・出雲旅行

・３連休を利用して２年半ぶりの遠出による家族旅行。鳥取・島根など山陰地方は観光でも大会でも行ったことのない場所であり、なによりも縁結びの神「出雲大社」と「日御碕灯台」に行きたかったので。。。

・鳥取砂丘、出雲大社、日御碕灯台、島根ワイナリーを回り、心のビタミンをいただきました。

【出雲大社内の因幡の白うさぎ】

【日御碕灯台】

◆１０月１６日　東京レガシーハーフマラソン出走

・５月の仙台国際ハーフマラソンから５か月ぶりの大会。一度４㎏増えてしまった体重をもとに戻し、練習も月間３００㎞をこなせるようになりました。ただ、記録は１時間４８分と復調途上。まだまだやるべきことがいっぱいあると思いました。

◆１０月２６日　税理士試験講座「法人税法」の受講開始

・税理士試験講座「相続税法」の学習も手ごたえを感じ始めたときに、社業では業務分担変更により２０年ぶりに「法人税担当」になりました。「これはチャンス」と思い、受講開始しました。実務への直結、すなわち社業だけでなく将来開業したときに役立つ「一石二鳥」を目指したいと思います。

◆１１月６日　富山マラソン

・２０２０年２月の京都マラソン以来、２年９か月のフルマラソン。直前の仕上がりからいい手ごたえで２０㎞近くまでは絶好調。３時間４０分も切れるかなと期待できましたが、中間点付近の「新湊大橋」で右もも裏に異変。ここからぼろが出て以後は普段のジョギングに近いペース。中間点以降、とても「長い時間」でしたが、３８㎞あたりから遅まきながら復活。記録は４時間８分と自己ワーストを１分更新してしまいましたが、「１分でとどめたこと」は明るい光となりました。

◆まとめ

・行政書士試験合格にはじまり、本社転勤、ランニング復活、家族との時間など、明るい話題に恵まれていたと思います。途中で体重増加、業務へのストレス、ネット社会のおそろしさなど、苦い薬も飲まざるを得ないときもありましたが、総合すると「いい年」だったと振り返っています。

・税理士試験の方は、来年８月８～１０日実施の予定です。わたしが受験する相続税法と法人税法はおそらく「８月９日」と予想しています。現時点の仕上がりとしては相続税法は計算問題は「確実な得点源」となりそうなところまできているものの、法人税法は実務経験の割には「かなり」苦戦しています。法人税法はほぼ１１月スタートとなり、法人税法にするか消費税法にするか悩んでいた２か月ほどがとてももったいなく感じています。方針としては、相続税法は確実に仕留め、法人税法は「実務への活用」も意識し、「試験での合否」だけにとらわれずに取り組んでいこうと思います。

【あとがき】

・さくっとまとめるつもりが、書いているうちにいろいろと思い浮かんできて、思いのほか長文となりましたことをご容赦願います。

・おわびに。。。というわけでないのですが、合間合間に写真もはさみながらの内容といたしました。

・締めくくりは、１２月３０日にここに行くことがここ数年恒例となった丸善丸の内店Ｍ＆Ｃカフェの「早矢仕ライス」です。伝統の味を口にいれながら、この一年を振り返りました。

　２０２２年、ご愛読いただき、誠にありがとうございました。

　より一層、ご健康とご多幸な一年となりますよう、お祈り申し上げます。

　＜完＞

２０２２年 －この１年－

２０２２年　－この１年－