1月28日の金曜に、行政書士試験結果通知の葉書が届きました。
例年ですと水曜合格発表の翌日着ですが、郵便法の改正で2営業日後の到着になったので金曜着となりました。
会社から帰宅後、胸の鼓動を感じながら圧着葉書を開封すると。。。
何と、182点ではないですか。。。
記述式はLECでの無料診断の28点~30点ぐらいと予想していたのに、【まさかの】18点。
一瞬固まりました。
振り返ると。。。
●問題44
行政指導を書けなかった上(会場出てから気づいた)、文部科学省(正解は文部科学大臣)としてバッサリ。当該勧告中止の求めだけが合っていても0点かもしれません。
●問題45
「本件代金債権」、「譲渡禁止」、「Cが悪意又は重過失」は書けました。
ただ、「重過失で知らない」と書かなかったことで減点(▲2点?)されたように思えています。
★(負け惜しみ)
新日本法規出版の解説では、「民法改正時の案段階では【悪意又は重過失】だったものを、
わかりやすさを考慮して【知り、又は重大な過失によって知らなかった】に変更された」旨の
解説がありましたが。。。
模範解答の「重大過失」も何だか微妙。条文通りではありませんね。
●問題46
まず、模範解答にわざわざ入っていた「占有者」、「所有者」というワードが気になりました。
わたしは、「~の場合には、所有者Aが責任を負う」と書いたまでは良かったのですが。。。
まず占有者Bが負うと書かなかったし(⇒しかもBに起因する瑕疵ある場合という余事記載あり)、「損害発生に必要な注意」のキーワードが出てこなかったのです。
0点と言われても仕方のない答案でした。
★(負け惜しみ)
この問題、合格革命記述式問題集に類似問題が出ていました。
冷静になれば書けたかもしれませんが、残り時間10分を切り、マークシート再確認に5分
時間を確保するために「最低限の部分点確保」に走ってしまいました。
作戦上、やむを得ませんでした。
SNS上では、今回は記述式の採点結果が大手資格予備校の無料採点サービスと比較してもずいぶん厳しい旨の情報が飛び交っていて、わたしもご多分に漏れませんでした。
これについて文句のひとつやふたつ言いたくなるところですが、182点だろうと250点だろうと、「合格は合格」。
大切なのは、この行政書士の資格を活かして、どれだけ世の中のお役に立てるかということなのかなと思います。
振り返り、今回は得点は合格点ぎりぎりに近かったのですが、「本気の11%」に入ることができたことに何よりの価値があるものと思っています。
この試験は「得点・順位競争」ではなく、「180点取れたら合格」の試験です。
もちろん、合計180点をターゲットでしたら落ちるので、合計200点取るつもりでないと厳しい試験です。
そんな中で、自分の置かれた環境で文句や不満も言わずに「今できること」に集中して取り組み、やれるだけの努力と創意工夫を行うことに価値があると思いました。
そして、常日頃からの周囲への「感謝」。これが見えない力、すなわち「運」を呼ぶのではと思いました。
「運」はこちらから「お願い」するものではなく、「引き寄せる」もの。
本試験直前の負けそうになった緊張感から抜け出すきっかけを与えてくれた「緊張感は、この一年真剣に取り組んだ証しだよ」という心の声、記述式の問題45のほぼ完答、厳格な記述採点の中でたった2点差でのきわどい合格は、「神様のおかげ」と思っています。
今回は、「感謝の大切さ」に気づけたのが一番です。
★ご褒美①
合格祝いに、家内がANAの1万マイルを奮発して、高輪プリンスホテルのフレンチランチのご褒美。
料理もおいしく、お店のサービスもすばらしかったです。
中庭は金沢兼六園をモチーフにした光景でした。
★ご褒美②
高輪プリンスホテルのランチから帰宅後、会社の先輩(CFP2課目合格者)からクール宅急便が届きました。
開けると、何とLeTAOのチーズケーキ。
6年前に北海道マラソン出場時、前日に小樽旅行してすっかりLeTAOのファンになり、今に至ります。
先輩のお気遣いに感謝の気持ちでいっぱいです。
<完>