採点無料診断結果が3社出揃いました | エンちゃんの思いつれづれ

エンちゃんの思いつれづれ

2019年第2回CFP®資格審査試験で6課目一括合格を達成。2020年4月よりCFP®認定者。
マラソンでは「秋田内陸リゾートカップ100キロマラソン」20回完走達成。
「エンちゃん」の由来は、箱根園のゆるキャラ「縁結びのエンちゃん」。

 令和3年行政書士本試験の無料採点サービスをお願いしていた3社の結果が確定しました。(LEC社、TAC社、AGAROOT社)

 記述の採点では、各社ごとの特徴が表れていました。

 以下にて、その内容と自分なりの分析結果を記します。

 

 ①L社(設問ごとの得点不明のため、内訳は推定)
 (44)8点、(45)20点、(46)0点→(合計)28点


 ②T社
 (44)4点、(45)20点、(46)12点→(合計)36点

 ③A社
 (44)12点、(45)20点、(46)0点→(合計)32点

 

【特徴】

①問題44
・文部科学大臣、文部科学省の両方OK→L、A
・文部科学大臣のみ→T
・当該勧告の中止の求め→L4点、T4点、A8点

★わたしは、採点申込者全体で5%未満の「文部科学省」にして記述しました。。。

②問題45
・悪意又は重過失が揃わないと0点か大減点→L、A
・上記のいずれか欠けた場合の部分点あり→T
★別の会社の解説会で、「悪意又は重過失」にたどり着いた答案は37%との結果。配点は高くなりそう。

③問題46
・条文通りの記述がないと原則0点→L、A
・「B→A」の責任の所在の正しい場合分けで部分点→T
★採点に当たっては、採点官の裁量が広くなりそうに思えました。


【感想】
・問題44はA社、問題46はT社の点数が予想よりも高いかなと感じました。
・問題46は、L社、A社は条文通りでないと辛口に感じました。
・某社の本試験講評会で、講師が「問題46は条文通りに書かないと0点」とおっしゃられ、それには違和感を持ちました。過去問を振り返っても、毎年「民法の規定に照らし」と記述されています。易しい問題であれば「より厳密に採点」ならば納得できますが。。。
その講評会はYouTubeで【何人も】閲覧可能ですので、もしも採点官が「その気」を起こさないよう、祈る気持ちです。
・そのような心配を回避するには、「採点官に隙を見せない答案」を書くことに尽きます。条文・判例のテイストを損なわないよう、より正確に記述する訓練が必要ですね。
・A社の添削は450人限定でしたが、「ていねいに」添削コメントが記され、すばらしいですね。感激しました。 

 (お礼のメールを出しました。)

【まとめ】
・3社の結果が偶然にも4点の等間隔で並んでしまいました。

 保守的に考え、最も得点の低い予備校の得点をそれぞれ加算した点数で心づもりするつもりでいます。
・記述抜きの得点を加えると、3社とも190点を超えました。

 (L社192点、A社196点、T社200点(★))

  ★T社よりいただいた結果は204点でしたが、問題37で「1と4を複数正解」のため、この分は除外。

・問題45が【満点】だったことが大きかったです。記述抜きで180点未満の場合でも、1問ほぼ完答出来たら合格点に届く164点が最低限は必要という意味がよくわかりました。

・あとは、運を天に任せ、本採点での吉報を信じて待ちたいと思います。

 

 <完>