失踪のホロスコープについて書いた際
バーテックスに触れました。
バーテックスについて
松村潔先生はこのように書かれています。
『アンチ・バーテックスは、
好む好まざるを得ず
集団性から押し付けられる個人の使命』
『バーテックスは、
集団から押し付けられたことで生じる
環境との関わり方』
バーテックスは
自分の意思の及ばない領域を示すように
感じています。
「止められなかったのかな」
と思うことや
「あの時に乗らなければよかった」
「あそこへ行かなければよかった」
あの時…
無力感や後悔に繋がる出来事は
バーテックスと関係があるのでしょうか。
昨今の事故を
いくつか検証してみました。
■池袋暴走事故
バーテックスは
先生や政治家を示す山羊座にあり
交通を示す水星とスクエア
立場のある人による
宿命的な交通事故
と読めるでしょうか・・・
加害者は研究者(先生)
母子2人死亡
■亀岡暴走事故
バーテックスは
死を示す蠍座にあり
交通を示す水星とは
オーブ5度で150度
水星は突発的変化を示す天王星と合ですが
これが宿命的な交通事故を
示すのでしょうか
死を蔑ろにした人による
宿命的な交通事故
加害者は無免許の少年
遊び疲れによる居眠り運転
児童1名と
保護者1名と胎児が死亡
海王星とスクエア
自爆テロだったので
我を失うという意味では
混乱しているような
イメージもわきます。
バーテックスは
警察を示す乙女座にあり
交通を示す水星とオポジション
国家を示す太陽ともオポジション
自分が正しいと考える正義を
鉄道を使って
異なる正義に対して執行した
このテロの実行犯も目的も
9.11と同じ
朝の通勤時間
アトーチャ駅は日本で言えば東京駅
191人が死亡し2,000人以上が負傷
当時マドリッドに住んでいた友達は
その日から何度も献血に行っていて
「血液が足りない」
彼らのメールには
この言葉が多かったです。
実は。
9.11テロの1週間後に
私は一人旅でスペインへ行きました。
飛行機テロの影響で機内はガラガラでした。
3.11テロの3ヶ月前にも
私は一人旅でスペインへ行っていました。
その際
テロが起きたセルカニアスに何度も乗ったし
アトーチャ駅は
毎日のように利用していました。
私がもし
3.11テロのタイミングで
マドリッドにいたら…
今振り返ってみるとこの時
私のPバーテックスは
N火星付近にあったので
避けるべきタイミングだったのかも
しれません。
有難いことに
スペインで怖い思いをしたことは一度もなく
何かのご加護でこの時も
難を逃れたのかもしれません。
では
どんなホロスコープの持ち主が
犠牲になってしまったのでしょう。
個人の出生図で
ネイタルやプログレスのバーテックスが
何かの星と凶角だった人が
犠牲になったのでしょうか。
失踪事件の小倉美咲さんも
暴走事故の犠牲者も
テロに巻き込まれた人々も
バーテックスの影響なのでしょうか。
断言はできないし
確認のしようもありません。
ただ
バーテックスには
何かしらの宿命的な事件を表示する可能性は
ないとは言えないように思うのです。
MC-ICの垂直線と黄道の交点であるVertexが
個人のホロスコープに
どこまで影響をするのでしょうか。
これからもバーテックスの研究は
続けていきたいと思います。
ミラーダ
ココナラでホロスコープ読みしています*