友達が被災地から帰って来た


かなりグッタリしているらしい


俺は、どうすればいいんだろう


友達が父親を亡くした


俺は、どうすればいいんだろう



そっとしておいた方が良いかも...


でも、それは、敢えて何もしないのではなく


選択肢がなくて、出来ない


何が友達だ!!


こんなに自分が無力だとは思わなかった
今、生きている。


だからこそ未来がある。


当たり前の事ですが、大事な事です。


生き残った私達の使命があります。


それは、一人一人それぞれで考える必要があると思います。


私の使命は、できるだけ長生きして、今回の地震を次の世代、次の次の世代、次の次の次の世代まで語り継ぎ、家族の最小限の幸せを維持することです。


家族皆で食卓を囲む時間を守ることです。


その使命は、未来の自分に対する約束であり、その人の生きる力になります。


私は亡くなった人の分まで生きることや同じ生き方をする事はできないと思います。


だから、私は私の生き方で誰かにバトンを渡すまで生きたいです。
ずーっと流れてるニュース。


なぜ、各テレビ局は競い合うように同じ内容を報道するのだろうか


足並みを揃えて、より客観的で正確で有意な情報を提供できたら良いのにって思ったり


でも一方で視聴者が情報を精選、取捨選択する自由が損なわれるんだろうなって思ったり


それにそこまで重要な映像が流れているだろうか


報道の方法や内容が当日と四日目で代わり映えしないこと


凄惨な津波の映像、悲痛な被災者の叫び


この報道は、誰に届けるものですか?


なるほど、私みたいに地震にあいながら、健康なのに何も出来ない、やらない人に現実を突き付けて、焚き付けるためか!


でも、本当の被災者の方々には、思い出したくない恐怖の元凶です。


人間は弱くない


でも、そこまで強くない


ドキュメンタリータッチの報道は、ほどほどに
もっと、被災者に役立つ情報を!


そして、これから支援をしたいと思っている人々が増えてくると思います。


でも、私を含めた多く一般人には、被災地での支援は不向きです。


志だけでは無理です。


だから、私も出来ることからします。


まず、献血。


震源に近い地域では余震が頻発するため、針を用いる献血は出来ないとのこと。


私の地域の血液センターでは、来週から再開予定と言っていました。


次に募金。


現地に迷惑をかけない支援の一番簡単な方法です。


私も当事者になって初めて募金の大切さを知りました。


さらに節約。


生活に必要なもの以外。情報を入手するためのもの以外の電気、水、ガスを節約する。


今回の地震により、自分がどれだけ無駄に資源を浪費していたか痛感しました。


そして何をしたらいいか、分からない人


何もしたくない人


無理にする必要はありません。


今、そこに生きている幸せを噛み締めて下さい。


きっとあなたの足や手は、自然と水の出しっ放しをやめたり、近くのコンビニまで車ではなく、徒歩や自転車を使ったりすることを選ぶでしょう。


きっとそれが、人間のあるべき姿のひとつであり、日本人らしさでもあると思います。


不安や混乱を招く報道は最悪です。


でも、役に立たない情報を垂れ流す報道も同じくらい悪です。




不安じゃない人はいません。


原発についての会見を開くたびに尻をひっぱたいて馬を走らせるような高圧的な質問している記者がいます。


ワイドショーじゃないんです。


原発職員は最善を尽くしているに決まってます。


しかも、命懸けで。あるいは命を投げ出して。


応援しましょう。


叱責ではなく、もっと愛のある言葉で。


誰も予想どころか、想像もできなかった事態。


その最前線で戦っている人達が本当に命を投げ出してしまわないように。

生きて家族のもとへ帰ってこれるように。





つづく