2月は美術鑑賞を沢山していました

ブログに書いたらキリが無い程あるので

1番強烈な所からアップして行こうと思う

1番強烈なのは岡本太郎だ

愛知県美術館へ、日曜日に行くカナリな混雑

展示を見る人を、同時に見に行く様な感じ

多分、カメラを持って写していたOureと

同じ視点の人なんて居ないだろうと思ったから

沢山の作品と解説まで写真に撮る

後で解説をもう一度読みながら、解釈を深めている

岡本太郎の生きて来た時代背景と

その時代に起きた事、作品の根底にあるもの

人類愛だとか、平和を望むとか

有体の言葉では言い表せないと思う

言葉ではなく作品が物語っていると感じた

岡本太郎は芸術は心地良いもので有ってはならない

と言う言葉を残している

1番上の写真は「ノン」と言うタイトル

拒否のポーズ　人類の進歩と調和と言う大阪万博

のコンセプトに対して、太陽の塔によってノンを

突きつけたと言う

燃える人

1954年の第五福竜丸事件に取材した作品の一つ

太陽の塔を作るプロジェクトの代表の

建築家の丹下健三とツーショット

裸の岡本太郎に何かメッセージがあるのかと

思えた　丹下健三は原爆ドームを建立した人だが

最初のイサムノグチを押し退けて、のし上がった

黒歴史があるので、服を着ない、同じ土俵に

立たないと言うメッセージなのかと

思えて来るけれど、本当に暑かっただけかも知れない

原爆ドームの建立に関しては

昨今テレビで紹介されてもいたので

その様にも思える

イサムノグチの彫刻作品はカナリ前に

大原美術館で見た　美しい作品だと思った

丹下健三も、あちこちに素晴らしい近代建築を残している

明日の神話

原爆のあの瞬間が過去のものでは無く

今なお我々の肉体の中に爆破し続けている

と岡本太郎は述べていたと言う

メキシコのホテルの壁に掲げられたが

ホテルが倒産して、行方不明になっていて

2003年にメキシコシティ郊外で発見されている

愛と言う作品

見る方向によって、違うカタチに見える

反世界　石と樹

相反するものだと思う

反世界とは反物質的なもので構成されているモノと

Oureは思う

石や樹は物質であると思う

物理学で我々の世界の物質構成の基本は

粒子であると言う考えに基づいている

確かに、石を粉砕したり木を削ると粉状になって行く

対比させて見る事が出来るのだと思う

木を樹と言うのは何故だろう？

真っ直ぐに伸びて行くハズの樹がウネウネとした線で

描かれている

反世界と似て非なるものか？

いちいち、考えさせられる

その様な見方で見ていたからか

午後から行ったのに閉館までいる事になってしまった

岡本太郎の本を読んでいる

買った当時も繰り返して読んだが

今回作品を見てから、もう一度読んでみると

生き様が伝わって来る感じがする

"あなたは常識と言う計算づくから抜け出せるか"

人間、自分を大切にして安全を望むなら

何も出来無くなってしまう

生き方を貫こうとすれば、孤独を感じた事

だろうと思う

自画像が展示されていたが、Oureには寂しそうな

顔に見えた　孤独と向き合う為に自画像を

描いたのだろうか？とさえ思える

写真を沢山撮った

目の部分に後ろの作品の青い手が写る

この一枚、Oureにとって心地良い写真になった

大阪の万博跡地の太陽の塔を見たい

中の生命の木を見たいと常々思っていた

新撰組で好きな隊士はいる？

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Oure 岡本太郎展に行く