今敏監督の作品です。
以前、同監督の『パプリカ』が面白かったので気になってはいたのですがやっとです。
では感想を(ネタバレにはなりますが)
千代子の女優としての人生と本人の半生が入り交じるので最初はびっくりしました。
あらすじを知らなかったのでまずストーリーが理解できない

いそいでWikiを見てしまいました。
あらすじを読んで納得。
流れる様に移り変わっていく時代と千代子の服装はそのせいだったのですね

現実の千代子を取材に来た二人がちょろちょろしていた理由もわかりました。
おもしろいですっ



千代子の衣装も可愛くて袴姿で自転車素敵

このあたりまでは現実と女優の違いがまあわかるのですが、
少女時代が終わると役柄も現実的になってきてそれこそ虚構と現実の境がほとんどなく頭が映像に追い付きません

でも、表情とか見ると鍵の人を半ば諦めかけているような・・・
そして衝撃の結末
私の千代子の印象は老齢になっても夢の中で生きている人だなぁ
だったのですが
死に際の千代子さん…「別に向こうで鍵の人に会えなくてもいいんです」
そっかぁ死んでも追いかけるのね。いいラストだわ
と思った私
最後のシーンで少女時代の姿になる千代子
「わたし、あの人を追いかけているわたしが好きだったんだから」
えええぇーっ








何それ、怖い

このラストの台詞については映画公開当時、賛否両論あったそうで
皆さま色々な解釈、感想があったみたいですが
私はあの台詞を聞いてゾーッとしました。
なんと言いますか
見た目(アニメですが)からは読み取れない人間の内面を見たような。
見終わった後も心臓がバクバクでした。
もしかしたら私自身のことを言い当てられた気がしたんですかね。
まあ何年も恋してませんが。
衝撃だったけど、私は最後の台詞があってこその『千年女優』だと思いました。
絵柄も好みだったし、映像もきれいでした。
とても満足する作品でもう一度じっくり観たいと思う映画だったので、お気に入りに認定して友人にも布教しようかと。
