情報解禁になりましたので
お話しします!

今年の春に撮影いたしました

日露合作の映画
ソローキンの見た桜

こちらの、主演の阿部純子さん の同僚看護婦ユキ役で出演しております。




こちらは、私の故郷でもある
愛媛県松山市が舞台になっていて、


松山の道後温泉近くには
昔から




ロシア人墓地



てのがあるのです。



私も小学校の遠足で、道後行ってロシア人墓地巡ってて
松山の子供なら一度は訪れたことあるだろう場所です。



そして、愛媛には日露戦争あたりに
ロシア人収容所があり、




そこで普通、収容所、敗戦国
と聞くとひどい扱いをうけてそうなのに

愛媛の松山の収容所は、全くの平和で
むしろ幸せな場所としてロシア人の間では有名だったそうです。




そこの収容所に収容されているロシア人と看護士として働く二日本人の淡いお話なんやけど


それよりも、その時代のセットや服装、文化などなどすごく見応えあるんです。



そして伊予弁(愛媛の方言だったり)


すごくいーの!



私は普段から伊予弁ばりばりやけど
むしろ自然に方言喋れてやりやすかった🥰



髪型もその当時の髪型だったり




私はその時代を知るために
色々調べたんやけど
なによりも戦争とかを知る人に聞いた方が早いなーと思って、クランクイン前に


愛媛の内子町に住むおばあちゃんに
もう90歳超えてるんやけど

聞いてみたんよね。



戦争てなんやったか
その当時、英語を喋るてどうゆうことなんか
戦争で兄弟を失うこと
おばあちゃんからみる当時の外国人てなんなのか。





私は、おばあちゃんよりおじいちゃん子で
今はおじいちゃんはおらんけど

おばあちゃんは、昔から
私が孫の同世代の中で唯一の女の子やけん





女の子なんやけん、靴皆の並べなさい!
女の子なんやけん、正座しなさい!
女の子なんやけん、お店の掃除しなさい!
女の子なんやけん、お手伝いしなさい!



て、男孫には言わんのに、私にだけ、すごくすごく厳しくて




小さい頃から達者で
お母さんに自分が納得出来ないことははっきり相手に言いなさい!



て教育されてきたから
(それも今思えば、良し悪し笑)




おばあちゃんに小さい時から



[なんで恵菜だけなん!男孫にも言うてよ!それは男女差別や!平等やない!]

て反論して




[またそがいなこといよる恵菜わ!!!!!]





て怒られまくってて、



それもあっておばあちゃんは苦手やったん。




今でもおばあちゃんしっかりしとるけん
私が松山から内子までバイクで遊びいったら



[女の子やのに、こがいなもん乗って危ない。転げたらどうするんぜ!]






て怒られまくり笑






話し長なったけど
今回の映画の出演があって
母も入れて、親子三代で



当時の戦争の事について
思い切って聞いてみたんよね。




ほんなら、


おばあちゃんのお兄ちゃんが戦争行って亡くなってたり、その最後のお見送りにおばあちゃんは、下の子の面倒があって行けんくて、後悔してたり



本当におばあちゃんの孫でもう26年とかやったんやけど、知らない事ばかりで、気づいたら3人で泣いてた。





やぱ戦争て、本当にすさまじかったんやな。て
本当に争うて、失う事ばかりなんやな。
て、すごくズキンてなった。






でもね、
今回のこの映画の出演をきっかけに
私はおばあちゃんに話を聞けて
おばあちゃんが少し近くなって
自分の戦争への認識もできて





これこそ、映画の在り方なんやないかな。て思った。



どんな映画でもええんやけどね






私たち俳優が作る映画をみて

家族、友人、先生、会社の人
誰でもええんやけど、人とコミュニケーションができて、よし!こうやってみよう!なるほどな!て、自然と本音で話せるきっかけだったり、日々の行動のきっかけになったら、


本当映画人冥利につきるな!


て思う!






私もついに明日完成作品を
一足先にみれるんやけど
楽しみやなーー❤️❤️❤️❤️







これからも演技という芸術を
バンバン磨いていきたいな!
と思うこの頃!



おやすみ!
(まだ台本覚えるから寝ないけど!笑