おはようございます 南です。
『そのまままの自分でいいじゃない』は何回目か読み返しているのですが、
現在の、心の琴線にふれたところを書いてみます。
ちょっと長くなりますが、お付き合いくださいねー
ー むなしい病によく効くクスリ ー
私は落ち込むことがあると友人が言った言葉を思い出すことにしている。むなしい病にとりつかれている私に彼女は言った。「それであなた何日落ち込んでいるの?」「今日で三日ぐらいかしら」「落ち込むのは誰にとっても簡単なことよ。自己嫌悪におちいるって一番安易な方法ですもの」
むっときた私に彼女は続ける「自分を悲劇の主人公にして泣いているのはとても楽なやり方よ。いつまでも浸っていればいいんですもの。つまり逃げているのよ。要するにズルイのよ」
私はうなづいた。
「そうよ。いちいち落ち込んでいたら、長い人生やっていけないわよ。落ち込んでいたってなんの解決にもならない。ただ時間を浪費するだけよ」「落ち込むなんて三日で充分。明日からさっさと何かはじめなさいよ。そうすれば気分もよくなる。」
ー 自分の価値観・考え方が変化するから
生きるって面白い ー
生まれてから今まで、私は私でまったくかわってないのに、考え方や価値観は年齢とともにどんどん変わっていく。しかし、考え方が変わってそれでよいと思っている。人間って動いている。彫刻じゃないんですもの。
神の前で永遠の愛を誓った二人だって別れるんだから。だから考え方が変わったら「あら、ごめんなさい。去年まではそう思っていたのよ」と言ってしまえばいい。いった言葉に一生忠誠をつくす必要はないのだ。ただ、その時、そう思ったことはたしかで、そのことが大事なのである。
ー すべてをひっくるめた自分を愛する
受け入れることで幸せに!! ー
松原さんは障害者施設でカウンセリングをやっていました。
その時、障害者になって、「こんな姿になってもう終わりだよ。何の楽しみもないよ」と毎日憂うつに送る人と、「ここにいられるだけで幸せ。食事の心配もいらないし、病気の時も看護してくれる。クヨクヨしたって私は楽天的なの」
つまり、幸福とは身体の状態ではなく、考え方なのだということがわかる。私は障害者と接することにより、鍛えなくてはならないのは、体力ではない。精神力だと強く感じた。「毎日が楽しいですよ」半身不随で明るい顔してそう言える人を、私は立派だと思う。ないものを未練がましく思うのではなく、あるものの中で楽しみを見つける。そういう心を持もつことが大事なのである。
そのまま、ありのままでも今のままでもない、そのまま。。そのままという言葉はどちらかというと否定的に使われてきた。人は変化することが前進でありいつも同じであることは、後退であるとも、捉えられる。 しかし、変化することは前進と思われがちだか、今の自分を受け入れることが前進につながる気がしてならない。
松原さんは言います。
年を重ねるとともに、私は姿、形、能力、性格のすべてをひっくるめた自分を愛さない限り幸せになれない。ということを学んだ。気が多くてあきっぽい、本を書く仕事をしていながら、文章力のない私、ほとほと嫌になるがそれが私なのよ。その自分を大切にしなくちゃ。
ー 自分にあるものの中で最大限の努力を ー
私もずっーと自分に自信がなくて、自分がとても嫌いでした。能力がないから、会社でも上の役職にいけない、生活に追われているのを言い訳にはしたくない。育児も掃除・整理整頓・料理手抜き、すべて中途半端で、それでも忙しがっている自分が情けなかった!!
でも、この本に出逢って、確かに私は平凡な会社員で、母としても、妻としても足りないところだらけだけど。。だけど、私は私。私なりに一生懸命やっている。 だからいいじゃないって思えるようになりました。
ないところばかり見ないで、夫もとても協力的だし会社の同僚も皆ではないけど、助けてくれる人もいる。 こどもたちも元気に育っている。。好きなことを勉強する時間は今はとれないけど。。そのうち、大丈夫になる時期がくると。。コツコツと頑張れました。
私は、今でもこの本に感謝しています。あれから20年以上たって、会社員を卒業して、娘たちも独立。好きなダンスやウォーキングをしたりして結構楽しく暮らしています。
全然、カッコよくないし、成功もしてないし、どこにでもいる普通のおばちゃんだよー
わがままで、感情の起伏が激しくって、時々、すごく落ち込みます。 でも、こんな自分が好きです。自分を好きになれるのが嬉しいです。
さぁー 今年もあと少し。 まだまだ家の中片付いてないよー まぁーできるだけやるさぁー
12月 師走 やることいっぱいだけど。。
今年を振り返り、来年にむけて。。
くくるや よんなーよんなー いかやぁー
(気持ちは ゆっくり ゆったり 行こうねー)
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